最弱の僕と最強の君。【完結】

僕は、

自分が嫌いだ。

運動出来ない自分が、

勉強出来ない自分が、

弱い自分が、

何も出来ない自分が、

大嫌いだ。

父さんが離れていったのも、

僕のせいだ＿

ｶﾞｼｬﾝｯ

小学生

ｶﾞﾁｬ

ﾊﾞﾀﾝｯ!!

ただ、見ていることしか出来なかった

自分のせいで、

こんなことになってるのに

母さんが、

頑張ってくれてるのに

ただじっと、

震えて、見ていることしか

出来なかった。

僕のせいだ…

僕のせいで…

家庭が崩れた…

平和だった家庭が、

幸せだった家庭が、

僕のせいで、

崩れた。

なのに、

なのに、

母さんは

こんな僕を、

優しく、

包み込んでくれた。

守ってくれた。

''ごめんね''

それは僕のセリフだよ、

ごめんなさい

僕が、産まれてきたから

僕が産まれてこなければ、

母さんは父さんとずっと一緒に居られたんだ

もっと賢い、

僕とは別の子を産んで、

こんな思いせずに、

幸せに暮らしてたんだ。

こんなつらい思いなんてせず、

こんなことで泣くこともなく、

ずっと、

ずっと＿。

ごめんね…

君の本心の塊だよ

本心の塊…？

''裏''

全部全部全部全部全部全部

ボク(君)のせい

＿＿＿くん…

こ…＿くん…！

青💙くんｯｯ！！

ｶﾞﾗｶﾞﾗ…ﾊﾞﾀﾝｯ

また、

迷惑かけちゃった…

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