眠眠寝る寝
眠眠寝る寝
眠眠寝る寝
眠眠寝る寝
クラスメイト
クラスメイト
寝夢
クラスメイト
クラスメイト
寝夢
クラスメイト
クラスメイト
先生
クラスメイト
先生
市來(しらい)
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
私もその子は可愛いと思った。 でも、何故か彼女の出すオーラは怖かった。 私に向けられているオーラだと、分かったからだ。 なぜ、私にそんな「怖い」オーラを向けるのかというと、 理由はとても簡単。私が「獣人族」だからだ。
獣人族とは、古来より存在する種族で、戦闘に特化した種族。 獣人族と人間は日々戦ってきた、
”敵同士”
が、ほんの数十年前に和解をし、それからは一緒に生活をする仲間になった。 でも、獣人族から人間へ、人間から獣人族に対する 嫌悪感は消えない。自分の家族を殺された人間も、獣人族も居る。 そういう憎悪が深くから根付いており、 完全に心を許す仲にはなれないまま。 でも、このクラスは獣人族への偏見が少なく、 獣人族の血が混じり、色濃く受け継いだ私には心地よかった。
市來(しらい)
寝夢
クラスメイト
市來(しらい)
先生
市來(しらい)
お昼休み
市來(しらい)
寝夢
市來(しらい)
クラスメイト
市來(しらい)
クラスメイト
クラスメイト
会長(レン)
クラスメイト
会長(レン)
市來(しらい)
寝夢
会長(レン)
市來(しらい)
会長(レン)
寝夢
会長(レン)
クラスメイト
市來(しらい)
市來(しらい)
市來(しらい)
クラスメイト
クラスメイト
寝夢
こんなふうに、獣人族をよく思ってない人たちもいる。
流海
寝夢
流海
寝夢
寝夢
クラスメイト
流海
寝夢
流海
寝夢
寝夢の母
寝夢
寝夢の母
寝夢
流海
寝夢の母
流海
寝夢の母
いつもそうだ。 私は、お父さんの血を受け継ぎ獣人に。 流海はお母さんの血を受け継ぎ人間に。 お母さんは獣人を嫌っている。でも、お父さんとの子を産んだのは、不慮の事故だったらしい。お母さんはお金に困っていて、獣人の父に家に泊めさせてもらったりする代わりに性行為をしていたらしい。避妊も徹底していたらしいが、私がお腹にできてしまい、堕ろすにもお金がかかる。とのことで、私を産んだのだ。つまり私は
”望まれていない命” ”無駄で要らない命” ”邪魔でしかない命”
・・・わかってる。私は要らない子。でも、流海は要る子。 流海も私も同じ父親。でも、私は”獣”として生まれた