透明な探偵と不思議な助手

しまった。何も考えていなかった。 いや、時間を稼ぐのは少しだけでいいんだ。内容など何でもいい。

流石に彼が絞り込んだ内の一人だ。 本名はまずいな。

ー数十分後ー

まずい…時間がかかりすぎている。 気をそらさせるのも限界が近い。

一方エドワード

1部屋1部屋調べている暇は無い。 音を頼りに探そう。

早くしないと面倒なことになる可能性がある。

……

…………

まずい

なんだ…意識が…

朦朧と……

いつの間にか煙が充満している…

恐らく睡眠作用でもあるのだろう。 抗えぬ眠気が襲ってきた。

この事を知らせないと

ﾊﾞﾀﾝ

ｳﾞｩ゛ｯ

アルバートから着信が来た

そう言うと軽く伸びをする。

子供の位置が分かれば彼と戦うのはそう難しいことでは無い。

ガスマスクを装着し、戦う体勢をとる。

ボクに適う者など いないのだよ。

ダメだ……エド……

くそっ……

危険な事を伝えないと、、、

なんだか以前もこんな事があった気がする。

彼は珈琲を片手に書物を読んでいた。

彼は表情を変えず話した。

話終えると書物に目を戻し珈琲を飲み始める。

彼がどうやってサンチェスに勝ったのか、 何度か聞きましたが“丁度よく警察がきただけ”としか聞けませんでした。

戦えなければ屋敷に正面突破などという馬鹿な真似はしないはず、

果たして真実はどちらなのでしょうか？

3話にわたり、1つの依頼のお話をさせていただきました。

如何だったでしょうか？

お楽しみいただけたら幸いです。 次の依頼が来ておりますのでここらで失礼しますね。

次回もお楽しみに。