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奈子
奈子
母
母
母
奈子
母
私に父はいない
物心ついた時からお母さんと2人だった
女手一つで育ててくれたお母さんを
私は尊敬していた
母
奈子
お母さんはいつも忙しいそうにしてる
当たり前だ
奈子
母
奈子
お昼を買うため
いつもとは少し違う道を通る必要があった
おにぎりとサラダ,グミを取ってレジに向かう
奈子
店員
奈子
店員
店員
店員
奈子
奈子
美月
奈子
奈子
美月
美月
奈子
いつも通り
ここまで,いつも通りだった
担任
担任
担任
さくら
担任
担任
担任
ガラガラッ
転校生
担任
明らかに,高校生じゃない,,
落ち着いた,低く深みのある声
背も高く,かなり筋肉質だ
さらに高校生特有のあの雰囲気がない
奈子
担任
転校生
担任
担任
転校生
窓側の席の後ろ,,,,
,,,私の席の後ろだ
せっかく,静かで目立たない席になったのに
転校生
話しかけてきた
最悪だ
奈子
奈子
転校生
奈子
そんなに気になる,,?
奈子
転校生
転校生
転校生
奈子
そんな,仲良くするつもりもないから
放っておいてほしい
なんて思ってた
キーンコーンカーンコーン
きりーつ
気をつけ
礼
生徒)ありがとうございましたー
美月
奈子
転校生
転校生
奈子
奈子
美月
転校生
奈子
転校生
転校生
奈子
美月
奈子
なんか,怖いなあ
キーンコーンカーンコーン
奈子
美月
奈子
転校生
奈子
奈子
転校生
転校生
奈子
奈子
奈子
転校生
転校生
怖い
音楽の帰りも,2人で帰りたがった
お昼も2人で食べたがったが
美月と3人で食べた
お昼の時も,私にしか返事しないし
話を振らない
初めて会ったはずなのに
やけに執着していて怖い
「2人で帰ろう」と言われたらどうしよう
美月とは方向が逆だから
3人で,とはならない
奈子
美月
美月
奈子
奈子
美月
美月
美月
奈子
奈子
美月
奈子
そうして,掃除をサボり,早めに帰ることになった
美月
奈子
奈子
太一くんはいなくて,1人で帰ることができる
はずだった
転校生
転校生
奈子
転校生
転校生
奈子
転校生
奈子
奈子
転校生
もっとしつこく来ると思った
案外あっさりだし
車なら一緒に帰ろうってこともないよね
奈子
今日のご飯はなんだろう
今日の夜は生物の課題をやろう
明日の髪型はどうしよう
そんなことを考えながら
家の近くのベンチに
イヤホンで音楽を聴きながら座ってた
お母さんにサプライズで
プレゼントを買おうかなと
ふと思ってコンビニに向かって歩き出した
その時だった
車が目の前に停まった
真っ黒でガラスが透けてない
中が見えないタイプの車
奈子
助手席の窓が下がった
太一くんがいた
奈子
転校生
奈子
秀
後ろの席の窓も開いた
見たことのない男だった
通りすがりの女性
通りすがりの女性
通りすがりの女性
通りすがりの女性
逃げなければいけないはずなのに
「こんな人が多い時間に誘拐なんて」と
かなり他人事のように考えていた
奈子
奈子
秀
秀
後ろのドアが開いた
話している男だけじゃない
他にも2、3人いる
,,怖い
奈子
走れた,離れることができた
秀
秀
秀
奈子
母
母
母
奈子
奈子
奈子
奈子
母
母
奈子
奈子
母
奈子には,言わないつもりだったのに,,
そう言って,昔の話をしてくれた