全てを見透かした君の目は

なんでだろう

なんで俺みたいな出来損ないがいるのだろう

毎日いじめられて

感情も無くなってしまいそうだ

そう思いながら今日も俺は学校に行く

これが俺の毎日

学校に着いても何も楽しくない

バシャ！

何も楽しくない

いっそ消えていなくなりたい

ずっと、、

そう思っていた

あぁまた虐められるんだ

この世界には第七柱という魔法と

レアな選ばれたものだけしか持つことが出来ない三大魔法というものがある

ごくまれに違う能力を持っている奴もいるが

その奴らは軍などがいる場所に連れていかれる

聖女というものもいるらしいが俺は見た事がない

本によると聖女がいなくなってからちょうど1000年が経った今聖女が目覚めるらしいが

姿を表さない、、

それに今日転校してきたこの2人、、

1人は属性3個持ち

そしてもう1人は、、

俺の事をこいつらも馬鹿にして虐めてくるんだろう

よりにもよってあいつらと席が隣?!

一限

二限

三限

四限

お昼休み

なんでこいつらに名前を教えなきゃいけねぇんだ！

断ると罪悪感が、、、

この日からの俺は少しずつ笑顔が滲み出てきていた