/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
パリーン
太宰
え、ちょっと、大丈夫！？
中也が洗っていた皿が落ちた 太宰より遅く帰ってきた中也は笑顔を貼り付けながら、どこかボーっとしていた
太宰
怪我してないかい？
中也
あぁ大丈夫だ、悪ィ
太宰
（中也顔色悪すぎでしょ）
太宰
中也、此方へ来て
中也は皿を洗う手を止めると、 不思議そうに太宰の方へ寄ってきた
中也
ンだよ太宰
ドサッ
座っている太宰の膝の上で突然きた衝撃に中也は目を丸くしている
中也
手前ェ何のつもりだ？
太宰
（中也の目の下、普段の快活さからは想像もできないほどクマが浮かび上がってるねぇ…）
太宰
（流石の中也でも働きすぎたかな）
太宰
はぁ…君、最近仕事が忙しかったのでしょう？
太宰
家に居る時くらい甘えてくれたっていいのだよ？
中也
っ…！！
中也は図星を突かれたのか黙り込んだ
太宰
（ほんっとうに甘え下手なんだから…）
太宰
何したらそんなにやつれるのさ…流石社畜の中也
中也
あァ？
もっかい言ってみろや
もっかい言ってみろや
中也
今回はいつもより任務に熱が入ってたまたま疲れてるだけだ！
太宰
社会の犬は任務が多くて
大変だねぇ
大変だねぇ
太宰
（まぁ中也はこうでなくっちゃね）
いつもの調子が戻ってきた中也に 太宰は顔を綻ばせる
太宰
（というか疲れてる自覚はあったのか…）
太宰
莫迦だなぁ
中也
はァ！？今度こそ死なす！
太宰
はいはい、落ち着いて
疲れてるんでしょ
疲れてるんでしょ
太宰
大人しくもう眠りなよ
さらり
中也の柔らかな橙の髪に手を滑らす
心地よい手触りが太宰の眠気を促し、 中也もうつらうつらとし始めた
太宰
（先程までの威勢はどこへやら…）
太宰
今日はゆっくりとお休み
ちゅっ
早々に夢の世界に入った中也には届かない、甘いゝ声だけが暖かな部屋に響いた
しらはる
見てくれてありがとう！
しらはる
初めてチャットタイプ書いたんだけど難しいぃぃ
しらはる
書き方あってますかね…？
しらはる
ではまたいつか
会いましょう👋
会いましょう👋
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
