4:00
ニキ
起き上がると同時に頭に走る激痛
ニキ
そして感じる体の重さ
ニキ
その重さの原因は自分の足元を見るとすぐ分かった。
ニキ
よくよく周りを見渡すと、そこは自分の家ではなくしろせんせーの家だった。 せんせーは俺が寝ている足の上に乗るようにして寝ていた。
ニキ
そう言って俺はせんせーの頭に手を伸ばす
ニキ
そう思いながらニキはせんせーの頭に手を置いた。
しろせんせー
ニキ
そう小さな声で呟き、ニキはベッドから立ち上がり、リビングへと向かった。
ニキ
ニキ
ニキ
そう言って、ニキは冷蔵庫から食材を取り出し調理を始めた。
約30分後...
ニキ
せっかくなら朝ごはんでも作っておこうと頑張ったニキだったが、完成したのは裏面が焦げた目玉焼きのみだった。
ニキ
ニキ
皿に乗せた目玉焼きを見て呟く。
ニキ
ニキが目玉焼きを捨てようとしたその時...
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
見るからに眠そうなせんせー。 起こしちゃったかな...。
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
そう言って、せんせーは箸を持ちニキの作った焦げた目玉焼きを口に入れた。
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
...せんせーはこれだからみんなにモテちゃうんだよ。
ニキ
しろせんせー
こんな他愛のない会話ができるだけで。 それだけでいいから。
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
時は遡り...
昨日の帰り(inタクシー)
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
運転手
しろせんせー
ニキ
ニキはせんせーの腕を強く掴んだ。 せんせーは仕方なく...
しろせんせー
しろせんせー
運転手
しろせんせー
運転手
その後、しろせんせーはニキを家まで連れていき、水を飲ませ、寝かせたということだった。
ニキ
何してんだよ俺!!!! 悪酔いしてその上せんせーに迷惑かけて...
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
「友だち」でいい
しろせんせー
ニキ
ずっとそう思ってた。
しろせんせー
ニキ
思ってたはずなのに...
しろせんせー
ニキ
壊れる
ニキ
嫌だ、壊れたくない
ニキ
壊したくない
ニキ
嘘をつけ
ニキ
この気持ちに蓋をしろ
ニキ
言っちゃダメだ、絶対に
ニキ
震えるな、下を向くな
ニキ
精一杯の笑顔を作れ
ニキ
しろせんせー
ほら、こうなった。分かってたのに。
俺が嫌いなのは、自分だ
ニキ
嘘をつけない自分。好きになった自分。繕った自分。
しろせんせー
ニキ
全速力で走る。 カバンも財布もせんせーの家だ。 スマホだけを持って、ただ走る。
ニキ
最悪だ、鍵もない。
少し後ろを振り返って、せんせーが来ていないことを確認する。
ニキ
止まらない涙が頬を伝う。
ニキ
キャメロン
ニキ
そこに居たのは、コンビニで買い物を終えたキャメロンだった。
ニキ
キャメロン
抑えきれない涙が目から溢れ出す。
キャメロン
ニキ
もう何も考えたくなかった
キャメロン
ニキ
キャメロンさんの家は思っていたより片付いていて、どこか落ち着かなかった。
キャメロン
ニキ
コップに入った水を一気に飲み干す
キャメロン
キャメロン
きゃめさんはこっちを見つめて真剣に話してくれている。
ニキ
その後、俺はきゃめさんに全てを話した。ボビーが好きだったこと。思いを伝えてしまったこと。そして、もう今まで通りには戻れなくなったこと。
ニキ
キャメロン
キャメロン
俺はつくづく恵まれてるな
こんなに良い友だちを持って、優しくしてくれる人がいて。
ニキ
キャメロン
ニキ
キャメロン
俺はきゃめさんのこの言葉で少し心が軽くなった気がした。
ニキ
キャメロン
ニキ
Story continues...
作者
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作者
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ニキ
しろせんせー
りぃちょ
18号
まちこりーた
キャメロン
コメント
4件
最高........♡ 続き楽しみにしてます! 投稿頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧
もうマジで最高 続き待ってます!