TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

太宰 治

誰かの異能力でこうなったのだろうけどね、

太宰 治

周りに誰もいないのだよ、

太宰 治

いるのは中也だけ。

中原 中也

ん、待てよ。俺の視点では、みんないるぞ?

太宰 治

え、?

中原 中也

人がいないんじゃなくて、見えねぇだけかもしんねぇな。

太宰 治

なるほど。

太宰 治

でもなんで中也だけ見えるのだろうね。

中原 中也

んなの知らねーよ。自分で考えろ。

太宰 治

わかったよ…。

中原 中也

あ、手前は無効化できるだろ?

太宰 治

相手に直接触れると、無効化できるのだけど…。見つからなくてねぇ。

中原 中也

もしかしたら、犯人も見えなくなってる可能性があるかもな。

太宰 治

そうかもね…。

中原 中也

それにしても手前が泣くとはなぁ?

太宰 治

うるさいねぇ、少し寂しかっただけだよ。

中原 中也

絶対少しじゃねぇだろ。

中原 中也

手前が泣くほどだから、すげぇ寂しかったんだろ?

太宰 治

もう!私が泣いたことは忘れて!

中原 中也

はいはい。
それじゃ俺は拠点へ戻る。

太宰 治

(もう、行ってしまうのだね。
また1人か。)

中原 中也

じゃあな。

ギュ(中也の手を掴む)

中原 中也

どうしたんだよ。

太宰 治

もうちょっとだけ一緒にいてくれないかい?

中原 中也

あ?なんでだよ。

太宰 治

…寂しいのだよ。

中原 中也

はっ、そうかよ。

中原 中也

なら、首領と話してみるか。

太宰 治

森さんと?なんで?

中原 中也

手前が寂しいって言うなら、
拠点まで連れていこうと思ってよ。

太宰 治

君っていつからそんなに優しくなったんだい?いつもなら、放っておくのに。

中原 中也

気まぐれだよ!
おら、さっさと行くぞ。

太宰 治

うん。

君が好きなんだよ。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

151

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚