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水
玄関で靴を履きながら、ほとけが振り返る。
1人にしないとか言ってたくせに、結局これだ
水
青
床に座ったまま、いふくんは小さく頷いた。
水
青
それを確認してほとけは家を出た
ガチャ、と玄関が閉まる音
静かだ
青
さっきまで隣にいた気配がなくなっただけで、急に部屋が広く感じる
大丈夫、と心の中で言い続ける
ソファに座り直して、ブランケットを握る
ピンポン
青
ビクッと体が跳ねた
ほとけ、、なわけない さっき出掛けたばかりで鍵だって持ってる
立ち上がって、ゆっくりインターホンの画面を覗いた
その瞬間
青
呼吸が止まる そこになっていたのは__
見覚えがある顔 忘れたくても、忘れられない
青
声が出ない 頭の中に、フラッシュバックみたいに蘇る
近づいてくる距離 無理やり触れられた腕 笑いながら否定を無視されたあの顔
『好きだって言ってるでしょ』 『いうこと聞かないと、お前ら仲間ごと壊してもいいんだぞ』
青
ドクン、ドクン、と心臓が暴れる 呼吸が、うまくできない。
青
画面の向こうで、そいつがカメラに近づく
『居るよね?』 ガチャカチャ
足が震えて、力が入らない。 ピンポーン、ピンポーン
何度も鳴るチャイム。
『開けてよ』 『逃げても無駄だよ』
青
胸が苦しい 上手く吸えない
手が震えてスマホを取ろうとしても落ちてしまう
ガタと音が響く ドアノブがガチャと、思いっきり揺れた
青
視界がぐらぐらする 涙が勝手に溢れてくる
青
青
『いい加減にしてよ』 声が少し苛立ち始める
青
息がどんどん速くなる。 過呼吸だ 頭が真っ白になっていく
『....また来るね』 そう言ってドアノブが揺れる音は無くなりまた静かになった
青
意識が遠のいていく中 聞き慣れた声がした
水
青
視界の端に、ほとけの姿が見えた瞬間 張り詰めていたものが一気に切れた。
這うように近づいて、 そのままぎゅっと抱きつく。
青
水
すぐに抱きしめ返され 背中も何度も撫でられる
青
水
耳元で落ち着いた声 それに合わせて、少しづつ呼吸を整える
水
小さく聞くといふくんは小さく震えながら頷いた
青
水
インターホンだけで察したのか また暖かく包み込んでくれた
そして俺は泣き崩れたまま眠りについた
続きは300♡でお願いします
他にもいろいろな作品書いてるのでよかったら見てくださると嬉しいです。
#異能力者