ガラガラッ
バッシャーン
桃
モブ
モブ
"汚される"
モブ
桃
モブ
桃
"殴られ、蹴られる"
教科書やノートが ボロボロになり、
モブ
モブ
モブ
"笑われる"
いつしか、それが当たり前となった。
ガチャッ......
桃
黒
桃
家族には出来るだけ言いたくない 皆に悲しんで欲しくない。
青
紫
桃
桃
桃
水
桃
黒
赤
家族の前では偽って 学校では表の自分を演じる。 誰も、裏の俺を知らない。
家族と一緒に過ごせるだけで、 俺は幸せだった__。 その幸せが崩壊寸前だったことを、
誰が知っていたのだろうか。
数日後
モブ
桃
いじめっ子に連れていかれた所には 一人の女の子が座り込んでいた。 全身水で濡れていて、彼女が 泣いているのか笑っているのか分からない。
モブ
水だらけで、中身は空の 小さなバケツを渡された。 いじめられ慣れている俺は 今から何をされるのか 少しだけ察した。
モブ
ほら、やっぱり
先生
モブ
モブ
先生
桃
こんなの、 擦り付けんなって 言う方が無理じゃん。
"罪を擦り付けられる"
早速先生は、 お互いの親を呼び出して、 今回の件を話すことにした。
黒
黒
桃
モブの母
モブの母
モブ
彼女に一枚の紙切れのような物を貰った。 ......いや、手紙か?
黒
桃
モブ
俺の耳元で、そう言われたような気がする。
彼女は悪魔のような不敵な笑みを浮かべ、上機嫌で帰っていった。
バチンッ
桃
黒
痛い......じんわりと 頬が熱くなる。
青
紫
水
桃
"ばーか"
あぁ、そっか。 ばかは俺か。
桃
赤
桃
青
水
黒
紫
赤
桃
バタンッ
青
黒
紫
水
黒
赤
紫
赤
青
青
赤
黒
水
紫
いじめっ子から貰った紙切れをそっと開く。
ないこくんへ これを読んでるってことは、 家族に見捨てられちゃったかな? まぁそりゃそうだよねw クラスメイトの女子に 水をかけたんだもん。 明日からも学校に来てね。 嫌われ者のないこくん モブ子より
桃
裏切られるのは嫌い。 嘘をつかれるのも嫌い。
全部全部、
桃
次の日から 学校、家が怖くなった。 学校は不登校。 家では部屋に引きこもった。
ご飯や飲み物は与えられず、 家族の前に出ることが怖くなってしまった。
こんな俺に 唯一会いに来てくれたのが
赤
桃
2歳年上のりうらだった。 俺を嫌わない、りうらがいるから 俺はまだ生きれてる。
赤
桃
赤
赤
桃
バタンッ
桃
桃
机の引き出しからカッターを取り出す。 ゆっくりと手首にカッターの刃を付けた。
しゅーっ、
桃
桃
リスカをしても、全然痛みを感じない。 傷付けているのは自分自身だと 分かっていても、この手を止めたくない。
不思議とそう思ってしまう。
しゅーっ、しゅーっ、
数日後
コンコンッ
桃
悠佑や
桃
ごめん...ずっと、冷たい態度とってた。皆心配しとるからさ、顔見せてくれへん?
桃
そっか...。
桃
しゅーっ、
桃
しゅーっ、
桃
しゅーっ、しゅーっ、
桃
しゅーっ、しゅーっ、
桃
しゅーっ、しゅーっ、
桃
しゅーっ、しゅーっ、しゅーっ、
桃
しゅーっ、しゅーっ、しゅーっ、
桃
ざくっ、
ポタポタ
桃
桃
体は傷だらけ。 腕は包帯や絆創膏が張られていた。 季節は夏になり、 制服は半袖になった。
自分でも分かる、無様な姿で。 学校に行くことになるなんて 知りもしなかっただろう。
水
桃
紫
桃
紫
青
桃
どうしよう、傷付けた。 俺が、突き飛ばしちゃった。 せっかく謝ろうとしてくれたのに。 謝られるのが、怖く感じて...
桃
赤
違う、違うよりうら。 俺が悪い。 全部俺が悪いから。
赤
桃
桃
黒
バタン......
ガラガラッ......
モブ
モブ
モブ
モブ
桃
"弱虫"
モブ
桃
"怖がり"
ガチャッ.....
モブ
桃
モブ
モブ
桃
"臆病"
桃
モブ
殴られる痛さ。 蹴られる感覚。 何故だろうか。 何も感じない。
モブ
桃
モブ
桃
モブ
あ、そっか。 ここから飛び降りれば 良いんだね。
そうすれば.....
桃
ドシャッ
モブ
モブ
モブ
モブ
こうすれば、皆に認めてもらえる?
どうしたら、皆に信じてもらえる?
どうして俺は、生まれてきた?
もう、分かんないや___
ピッ...ピッ...ピッ...
赤
黒
青
紫
水
青
俺がないこを叩いたから? 女の子を虐めたって勘違いしたから? 精神が不安定なことに気づけなかったから? なんで、俺は、長男やろ。 弟守れんくてどうすんねん。
黒
黒
桃
紫
桃
青
赤
桃
桃
水
黒
怖くない。 ただ、温かい。
黒
桃
赤
桃
桃
紫
桃
桃
桃
桃
水
桃
水
水
桃
桃
桃
桃
黒
黒
赤
桃
桃
青
桃
紫
赤
ガラガラッ
病院の先生
桃
病院の先生
桃
病院の先生
桃
数日後
俺は退院した。 いしめっ子達は 犯行がバレてしまい、 転校したらしい。
保健室登校にしてもらっているが それでも学校はまだ怖い。 勉強は家で兄達に教えてもらっている。
赤
桃
赤
黒
桃
青
紫
水
赤
紫
赤
黒
桃
今の暮らしが 一番幸せ__
🕊️~END~🕊️
309タップお疲れ様です👍✨ どうでしたてしょうか!私的には病み系をあまり書かないので、少し下手かもしれません(少しどころじゃないかも)この作品は海羅さんのリクエストみたいな感じです🍀.·良かったら『♡、💬、+👤』お願いします...🙇リクエストは控えてくれると...嬉しいです💦またね!
コメント
7件
待って最高
素敵なお話ありがとうございます、感謝しかない