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cheshire
cheshire
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cheshire
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武道
カレンダーは俺が小学生だった時の年
武道
本来なら俺は高校生になっている筈なのに
武道
彼を救えば全てが上手くいく筈だ
武道
記憶を引き摺り出し、カレンダーを見る
武道
少し時間は足りないが今から真一郎くんに接触すればイけるだろう
武道
そして俺は決意を固めたのだ
数年後
side 花垣武道
目を瞑りながら考える
真一郎くんは生きてる。
場地くんも一虎くんも誰も殺してない
このまま行けば完膚なきまでなハッピーエンドの筈なのだが……
直人と握手しても未来に戻ることは不可能だった
武道
心做しか息が苦しい
武道
風邪気味なのかと思ったが問題は無いと判断し集会に行く準備を始める
黒い特攻服に黒いズボン
文字が縫われた服は中身が現代人としてはちょっと恥ずかしいかもしれない
武道
袖に服を通すとガラケーをポケットに突っ込み髪をセットする
そして鏡を見て確認すると玄関の扉を開けた
隆
武道
手を挙げて爽快に笑う三ツ谷くんに駆け寄る
隆
武道
隆
武道
喉を擦って三ツ谷くんに見せるように顎を上げる
隆
武道
隆
武道
優しく頭を撫でる手にはにかむと俺は1度家に戻った
武道
大人の俺なら一人で行けたんだけど子供になると親の同伴が必要だ
面倒くさい
花垣母
武道
体温計を差し込み目を瞑る
一度現代に戻ったらナオトに報告
それで……
ピピピピピッ
武道
表示された数字は37.8
武道
花垣母
花垣母
武道
<待合室>
武道
ふと、真珠色の髪を見つけた
武道
梵天No.2だったアイツを思い出したが記憶があるのは俺だけなことを思い出し敬称を付ける
春千夜
春千夜
to be continued……?
コメント
6件
続きを待っています このようなお話がとても好きなので気に入っています