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コメント
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澪(ﾐｵ)
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澪(ﾐｵ)
確かにそうだ。だけどあっちも私と同い年くらいだろう…彼も何かあった…？
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澪(ﾐｵ)
澪(ﾐｵ)
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澪(ﾐｵ)
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澪(ﾐｵ)
彼は私に優しく微笑んだ
その笑顔はとても暖かく感じた
澪(ﾐｵ)
澪(ﾐｵ)
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澪(ﾐｵ)
澪(ﾐｵ)
私は彼に今までの全てを打ち明けた
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___
そう言って彼は話し始めた
少年の名前はミヒャエル・カイザー
彼は望まれて生まれた生命(いのち)ではない
父は小さな舞台の演出家 母はその主演女優で
2人の愛の結晶か あるいは情熱の過ちか
生まれた息子を母は捨てて出ていった
その後
人気女優としてスポットライトを浴びてく母を尻目に
別れを告げられた父の心は壊れ、
才能と共に没落する
安酒とギャンブルに溺れ暴力を振るう父のもとで少年カイザーは育てられた
幼く非力な彼に居場所はそこしかなかった
クソ親父
父の言う「働け」は何かを盗んでこいという命令だ
言われると少年は街にくり出し
食べ物や日常品を盗む生活を繰り返していた
失敗すると父に怒られるから
盗みの腕はすぐに上達した
クソ親父
クソ親父
クソ親父
クソ親父
※これは漫画に乗っているのを写しています
それでも理不尽な暴言と暴力が日常で
母が置き土産につけた「ミヒャエル」という名前を少年は父から呼ばれたコトは1度もない
父は寝ても覚めても母を恨み憎んでいたクセに
かつて母からもらったという1輪のバラを
大事に飾ってあるコトが少年には理解できなかった
クソ親父
クソ親父
クソ親父
クソ親父
クソ親父
クソ親父
クソ親父
クソ親父
クソ親父
クソ親父
カイザー(子供)
クソ親父
クソ親父
カイザー(子供)
少年は望まれて生まれた生命(いのち)ではない
カイザー(子供)
大きくなるにつれその自我は強くなった
少年は盗んだモノの中から高価なモノを
父に黙って売り捌いて自分の金にした
それは少年にとって初めての反抗だった
12歳の誕生日
「この金で何を買おう」
それがきっと自分の人生の始まりな気がした
カイザー(子供)
なんでもよかった
クソ物と罵られる自分に
生きてく実感をくれるなら
なんでも
カイザー(子供)
救(そいつ)は投げれば飛んでいく
カイザー(子供)
壁に当てれば返ってくる
カイザー(子供)
イラついても
殴っても
思いっきり蹴飛ばしても
怒らないし
泣かないし
クソ親父
カイザー(子供)
どんな時でも
そばにいてくれる
カイザー(子供)
カイザー(子供)
少年はいつかの旅立ちを夢見ていた
澪(ﾐｵ)
カイザー
澪(ﾐｵ)
カイザー
澪(ﾐｵ)
カイザー
澪(ﾐｵ)
カイザー
澪(ﾐｵ)
澪(ﾐｵ)
カイザー
澪(ﾐｵ)
澪(ﾐｵ)
澪(ﾐｵ)
澪(ﾐｵ)
カイザー
澪(ﾐｵ)
澪(ﾐｵ)
※この時はまだカイザータトゥー付けてない設定でお願いします(＞人＜;)
カイザー
澪(ﾐｵ)
澪(ﾐｵ)
カイザー
澪(ﾐｵ)
カイザー
澪(ﾐｵ)
奇跡
夢が叶う
神の祝福
澪(ﾐｵ)
カイザー
澪(ﾐｵ)
澪(ﾐｵ)
カイザー
澪(ﾐｵ)
澪(ﾐｵ)
カイザー
澪(ﾐｵ)
澪(ﾐｵ)
カイザー
さようなら
