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梓御
月宮さん！
月宮
やあ、こんにちわ
月宮
梓御
月宮
毱早
毱早
あの、
毱早
月宮さん、梓御に
毱早
近づかんといてもらえます？
月宮
……
月宮
…どうしてそんなことを言うんだい
毱早
なんでもです！！！
梓御
ちょっ、毱早！
梓御
なんでそんなこと言うの！？
毱早
梓御は、知らんくていい、
月宮
……
梓御
はあ！？
梓御
どう言うこと！？
梓御
絶対僕が関わってるでしょ！
梓御
教えてよ！
毱早
知らんくていい！！
梓御
ﾋﾞｸｯ
月宮
毱早、
月宮
梓御がびっくりしてるじゃないか、
月宮
それと、
月宮
私が
月宮
どうしたんだい
毱早
っっ！？
毱早
(空気が変わった！？)
この世界の人々は
何かしらの能力を持っていて その能力を自由に操ることができる
人々は能力を使って悪と戦い、
生きてきた
悪を倒すための学校ができたり、
会社ができたり、
悪に勝つためには何でもしてきたのである
毱早
(無理だ、私には、勝てない)
月宮
何を黙っているんだい
月宮
何か言いたいことがあるんじゃないのか？
毱早
……
梓御
毱早…？月宮さん…？
華暖
あ、
華暖
梓御じゃないw
華暖
あんた何してんの、
華暖
気色悪い
梓御
…華暖か…
華暖
ちょっとそこどいてよ、
華暖
私通るんだけど、
梓御
はいはい、ｽｯ
華暖
ふん、
華暖
ほんっと、邪魔だわ〜、
梓御
……
梓御
ｽﾞｷｯ
梓御
(…頭が、痛い、)
梓御
(昔のこと、おもいだしたくないのに、)
梓御
（何で……）
梓御
泣
毱早
えっちょ、梓御！？
毱早
どうしたん！？大丈夫！？
梓御
…うん
梓御
大丈夫
毱早
いや、大丈夫じゃないやろ！？
毱早
おい！
毱早
月宮！てめえのせいで
毱早
梓御…が…
毱早
(いない！？)
毱早
あいつ、逃げやがった
梓御
ねえ、毱早、
毱早
ん？
梓御
なんでもって、
梓御
どう言うこと？
梓御
僕に隠し事してるの？
毱早
……
毱早
そんなことないよ、
毱早
知りたかったら
毱早
また今度
毱早
教えてあげる
梓御
うん、
毱早
（まあ、教えることなんて、）
毱早
（一生言えないけど）
毱早
(これが、梓御の為よね、)
毱早
………
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