もし他に探偵社員がいたら！？

探偵社

命が狙われるなどが一段落して今僕、中島敦は報告書を書いている

そんな事を考えていると不意に扉が開いた

ガチャ

てっきり出かけた探偵社員が帰ってきたのかと思っていたがそこに居たのは__

一人の青年だった

その線もあるかもと思い訪ねると

そしてこんな答えが帰ってきた

薄々は予想はしていたが

そんな話は全く聞かされて居なかったのだが…

そう今思い出したかのように答えた

理想……手帳……って__

どうやら当たっていたようだ

何だこの人。 なんと言うか独特な雰囲気がある…

国木田さんの時もそうだったがこの人相手を呼ぶ時名前で呼ばないんだな…

そう悪びれた物言いで返された

国木田さんは青年を見て固まった

そういい青年は耳を塞ぐ

あれ？この流れどっかで見た事あるような…

ボキッ！！〔ペンが折れる〕

何だろう…マルセルさんが太宰さんに似てるなと思うのは気のせいだろうか…

そういいマルセルさんは出ていってしまった

と、国木田さんは急にそんな事を言った

この時、僕は国木田さんの言った意味が分からなかった

何か子供見たいな人だな…

国木田さんはあぁ言ってたけどそうはどうしても見えない。

バンッ！！

そうして敵がナイフを取りだし襲いかかってきた

だがマルセルさんは全く避けず立ちつくしていた。

その一人を殴り飛ばす〔虎の腕で〕

そして結局僕が全ての敵を倒したのだった

いい戦闘って何だ…

何なんだこの人！