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いつもより すっきりした 目覚めだった 。
視線の先には りもこんがいる 。
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そこで 、昨日の 出来事が 蘇って来た 。
思い返すと 、柄じゃ無い事を 随分 大胆としたものだ 。
kz
りもこんの 寝顔を 数秒見つめた後 、少し 考えて リビングに 向かう事にした 。
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ドアを開けると 、そこには ソファに 座ったしゅうとが 居た 。
kz
そう言ってみたが 、聞こえなかったのか 反応が無い 。
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けれど それも可笑しな話で 、静寂に包まれたリビングの中 声が 届かない筈がない 。
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shu
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冷たくね ?
そう思ったが 、誰だって機嫌悪い時があるし … 、と 口にするのを 断念した 。
kz
念の為 聞いてみると 、しゅうとが 立ち上がって こう言った 。
shu
kz
そのまま 何処かに 向かうのを見て 、俺は唖然とした 。
確かにしゅうとは 怒りが溜まると 黙り込むが …… 。
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fu
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kz
shu
fu
時計を見ると 、まだ 8時だった 。
暇だし 良いでしょ 、なんて 言いたかったが 堪えた 。
fu
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りもこんが 間に居ても 分かるぐらい 、絶対的に 避けている様に見える 。
shu
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fu
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朝起きると 、隣に かざねが 居なかった為 下に降りて来たのだが 。
ドアを開けると 、話しかけながら しゅうと の 頬を突いている かざねを 見つけた 。
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shu
kz
先程まで 少し 怒っていたのに 、急に 真顔になった かざねを 見て 思わず 笑ってしまった 。
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shu
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振り向くと 、かざねが 真顔で此方を見ている 。
けれど 、その顔には 少し 血管が浮き出ている様に見える 。
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そう言って 、かざねは 枕に 顔を埋めた 。
何処にもぶつけられない怒りを 、無理矢理 抑えている様に 見えた 。
fu
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fu
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自分で聞きにいけよ 、とも言えない状況なので 、仕方なく 承諾した 。
しゅうとの事だから 、自分の部屋にでも いるのだろう 。
俺は リビングを 後にして 、2階に向かった 。
fu
ドアを開けると 、しゅうとが 机に向かって 溜息を付いていた 。
fu
shu
そう言って渡された 、1枚の紙に 目を通す 。
𝔻𝕖𝕪 𝟙𝟠 お題:かざねに冷たく 接する 対象:しゅうと 条件:かざねに 知らせてはいけない
fu
fu
shu
そう呟いて 、しゅうとは 俯いた 。
fu
fu
shu
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かざねが 構って貰おうと 必死なとこ 、目に焼き付けても良いんじゃ無い ? ( 笑
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kz
ふうはやが りもこんに 耳打ちをして 、りもこんが くすっ と笑う 。
恐らく 俺には 伝えられない 何かだ 。
…… 何と無く 検討はついているが 。
ふと しゅうとに 視線を向けると 、相変わらず スマホを いじっている 。
fu
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kz
俺が引き止める前に 、2人は 行ってしまった 。
この空気を どうしろと 言うのだろう 。
kz
もう 、話しかける事も 諦めた 。
無視される事を 分かっているから 。
ただ じー 、と しゅうとの 顔を見つめた 。
kz
そこで 、しゅうとの顔が 段々と 赤くなっている事に気が付いた 。
shu
kz
kz
俺は 揶揄う様にして 聞いた 。
かざねに そう言われて 、思わず 顔を隠した 。
そんな俺を 嘲笑うかの様に 、かざねは 追い討ちをかけて来る 。
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shu
そう言って 、顎を くいっ と 上げられる 。
かざねの顔が至近距離にあって 、自分でも 顔が 熱くなっていくのが 分かった 。
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shu
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shu
其処で 、俺の中で 何かが 弾けた 。
咄嗟に かざねの 手首を 掴んで 、壁に突き付ける 。
kz
一瞬 、自分が 何をされたのか 分からず 固まってしまった 。
しゅうとが 少しずつ 顔を 近づけて来る 。
そして 、
shu
耳元で 囁かれた 。
kz
kz
shu
shu
kz
kz
そう言う事じゃない 。
普通に言ってくれれば良い 。
そのどれもが 、喉につっかえて 言葉に 出来なかった 。
kz
本当 、しゅうとはいつも 一枚上手( うわて )だ 。
閲覧 ありがとう御座います 。
次回更新まで 気長に お待ち頂けると 幸いです 。
ちなみに予定では 明日更新 です 。
コメント
5件
うっ…sykz最高すぎます…︎🫶💓 次回も楽しみです!
今回も最高すぎる!✨ かざしゅう・しゅうかざは尊すぎる‼︎💕 今回から♡200ずつ押していく‼︎‼︎ 明日また出してくれるのは嬉しすぎる‼︎🫶💖 頑張れ‼︎💪