TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

どうぞ

私がココアを渡すと彼女はコップを両手で包むように受け取った

お話…聞かせてもらってもいいですか?

彼女は警戒しながら小さく頷く

と…その前に自己紹介ですね

私狐と申します

???

ゆきです

ゆきさんは丁寧に頭を下げる

それで…

公園で夜風に当たってた…訳ではないですよね…?

ゆき

…!

ゆき

な…なんで…

凍えるほど夜風に当たろうと思いませんし

夜風に当たるとしてもこの時期ならもっと暖かい格好しますからね

彼女はその言葉を聞いて本当のことを話すか迷っているのでしょう

ゆき

えっと…

ゆき

実は家を追い出されまして…

?!

えっと…

それはどういう経緯で…

ゆき

私は生まれたときからこんな見た目ですから…

彼女は寂しそうに俯いてそう話す

ゆき

私も普通じゃないことはわかってます

ゆき

私もみんなと同じように黒い髪で黒い瞳で…

ゆき

そうだったら良かったのになって思います

ゆき

話がズレましたね

ゆき

すみません

彼女は自分の容姿が嫌いなのでしょう…

私はその柔らかそうな白い髪も透けて見えそうな白い瞳も綺麗だと思いますよ

ゆき

えっ…?

ゆき

あっ…ありがとうございます…?

困惑させてしまいました…

でも綺麗だと思うのは本当のことです

話を戻しますが

今帰る家が無くて公園にいたのですね?

ゆき

はい

ゆき

スマホの充電も切れてしまって何処かわからない状態だったので変に動くよりかはその場に留まる方が良いかと思いまして

なるほど

では新しい家が見つかるまで私の家で過ごして頂いて大丈夫ですよ

ご飯もご用意致します

ゆき

そんなにしていただかなくても大丈夫ですよ

彼女は慌てて私を止める

いえ

私の気が済まないので

そうしていただけると嬉しいのですが…

どうしても嫌と仰るのなら止めません

そんな私の気迫に負けたのか彼女は居ることを選択した

ゆき

あの…これからよろしくお願いします

はい

よろしくお願いいたします

そこからはお互い必要な情報を交換して今日は眠りについた

おはようございます

ゆき

おはようございます

ゆき

朝ご飯できてますよ

私が用意すると話してたはずですが…

あれ…?

ゆきさん

ちょっとだけ失礼しますね

彼女の額に手を当てる

熱いですね…

ゆきさんお熱ですね

ゆき

え?あぁ

ゆき

大丈夫ですよ

大丈夫じゃなさそうだから言ってるのですが…

私は彼女の手を引いてソファに横にさせる

体の調子が良くない状態で無理しないでください

悪化しますよ

釘を差すと彼女はしゅんとした

ゆき

ごめんなさい

ゆき

なにかやらないと落ち着かなくて…

少し言い過ぎましたかね…

作ってくださりありがとうございます

朝ご飯は美味しく頂きますね

ゆきさんはもう食べられましたか?

ゆき

いえ…私は食べなくて大丈夫です

食べなくて大丈夫とは?

だめですよ

昨晩も食べてないじゃないですか

少しだけでも食べてください

私はキッチンに向かって彼女の分のご飯を用意した

ゆき

いただきます

彼女は箸を進めた

ゆき

ごちそうさまでした

えっ

もうよろしいのですか?

ゆき

もう充分です

充分ですって…

まだ二口しか食べてないじゃないですか

あまり食欲なかったですか?

ゆき

いえいつも通りの量を食べました

今日は看病しながら詳しく話を聞かないと駄目そうですね

とりあえず今日の練習を休むことを伝えなければ

おはようございます

急用で本日の練習参加できないです

すみません

般若

般若

了解

阿形

阿形

きっつんが急用で居ないの珍しいね

阿形

阿形

今日は自主練?

隈取

隈取

そうだな

おかめ

おかめ

各々気になるところと新曲の練習だね

おかめ

おかめ

きっつんは気にせず用事してきてね

すみません

ありがとうございます

今日は色々とお話を伺ってもよろしいですか?

ゆき

は、はい…

あまり楽しいお話ではないですし

私が詳しく知っていいものなのかわかりませんが…

彼女について色々と気になりますね

雪に溶ける💙×💝

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

106

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚