俺、瀬戸優は、今隣で手を繋ぎながら一緒に歩いてる幼馴染である 天野葵の目をしっかり見て真剣に言う
瀬戸 優
天野 葵
瀬戸 優
がっくりと項垂れ、 そして普通に歩き出す
立ち直るの早過ぎないかって その指摘は尤もだと思う
ただし、それが初めての告白だったのなら。
瀬戸 優
天野 葵
瀬戸 優
天野 葵
瀬戸 優
そう 俺が葵に告白するのは 何も今回が初めてというわけでわない
むしろ、告白しない日の方が 少ない頻繁に俺は葵に告白している
ちなみに今の告白は 記念すべき100回目の告白だったり するんだけど、まぁ一切手ごたえがなかった
瀬戸 優
瀬戸 優
天野 葵
瀬戸 優
天野 葵
見ての通り、葵はあんま自己主張というか口数自体少ないタイプこれでも話してる方だったりする。
え、? そんな相手に何度も告白して 追ったらダメじゃないかって?
いや、それは俺も思ったんだけど、葵の態度というか対応のせいで 分からないのだ。
最初俺が
瀬戸 優
と、もう了承が確定事項のような顔で告白した時の返事は
天野 葵
うん、泣かれた
大事なことだからもう一回言うけど 泣かれたんだ。
葵に嫌われた、人生終わった。と思いながら家に帰り、絶望したまま学校に登校しようとしたら、葵は普通にいつもの待ち合わせ場所にいて普通に手を繋ぎながら学校に行った。
途中おかしくね?って気がついて、 あれ?昨日告白したよな、 と思って
瀬戸 優
と確認したら普通に
天野 葵
と返ってきた
がっくりと項垂れ手は繋がってるし普通に話をするしで 嫌われてる様子一切ない。
もしかして言い方が悪かったのか?とかシチュエーションが問題か?とか思って色々な方法で試し続けて、今日で100回目を迎えた、という訳だ
こうなればいくら 花畑な脳内している俺でも分かる 葵は、俺を幼馴染としかみていない
瀬戸 優
隣をちらりと見ると、 世界一かわいい女の子である葵。
俺が見ていることに気づいて 首をこてっとかしげる。 可愛い。
じゃなくて。 ただの幼馴染として接する 努力しないと行けないのかなぁ。
明人
瀬戸 優
明人
瀬戸 優
話しかけてきたのはクラスメイトの明人。色々アドバイスはしてくれてるんだけど俺と葵の不思議な関係性を面白がっている筋があるやつだ。
明人
瀬戸 優
明人
瀬戸 優
明人
瀬戸 優
明人
不思議そうに首をかしげる明人だが 首をかげたいのは俺の方だ
外堀はすでにうまってるというか葵が勝手に埋めてるというか、 既成事実だけで言えば対外から見て 俺たちは恋人超えてもはや夫婦の域だ、
なのに、その前段階ですら到達していない
天野 結愛
瀬戸 優
明人
天野 結愛
俺たちの会話に混ざってきたのはそうクラスメイトでそして、葵の双子のお姉ちゃんの結愛。
優愛はそれとなく葵が好きな シチュエーションとか聞き出したり してくれる俺の協力的存在だったりする
しかし、次か………、
瀬戸 優
天野 結愛
明人
瀬戸 優
瀬戸 優
天野 結愛
瀬戸 優
コメント
2件
👏 面白かったです。また、見ますね。