テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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元マドル家

第19話 - 第19話

2024年08月05日

#マッシュル

Yui

マッシュ

じゃあ今日はひとまず解散ということで

ブレス

何を勝手なこと言っているんだ貴様！

アオイ

！「きた」

アオイ

「バリア」

マッシュ

なんだこれ

マッシュ

ﾄﾞﾊﾟ

アオイ

すみませんマッシュさんにバリア掛けていませんでした。

アオイ

大丈夫ですか？

マッシュ

大丈夫

アオイ

良かった

アオイ

お詫びにシュークリーム奢らせてください。

マッシュ

うっす

ブレス

貴方達は､､､

オーター

何解決したみたいになっているんですか？

ブレス

神格者様何故此処に！

マッシュ

､､､

アオイ

ｷﾞｯﾛ

レナトス

ダリー事にウォールバーグさんに呼ばれたんすわ

レナトス・リボル

魔法墓地管理

不死の神杖

レナトス

此処は規則通りちゃっちゃとやって早く帰ろーぜ

つらら

さっ､､､寒い

ツララ・ヘイルストーン

魔法研究管理

氷の神杖

カルド

騒がしいですね

カルド・ゲヘナ

魔法人材管理

炎の神杖

レナトス

だれに上からもの言ってんだ？

カルド

貴方以外いないでしょうどう考えても

アキド

､､､

アギト・タイロン

魔法動物管理

竜の神杖

ソフィナ

規則を沿う前提に此処は柔軟に対処すべきかと

ソフィナ・ブリビア

魔法禁書管理

知の神杖

オーター

規則とは一人一人違う考えを持つ人間を束ねる為のものです

オーター

特例を許してはその機能を果たしません

オーター・マドル

魔法魔力管理

砂の神杖

オーター

殊更私達のような上に立つ人間が一時の感情で

オーター

特例を認めるなど言語道断

オーター

しかも魔法不全である事を隠しイーストン校に通うなど

オーター

私を以って償ってもらいましょう。

マッシュ

ガーン

マッシュ

ｶﾞｸｯ

アオイ

､､､､､､

アオイ

これは神格者全員の総意だと思ってもらって構いません

ブレス

その意見は許されない

マッシュ

え

アオイ

！

ブレス

我々ハ

ブレス

イノセント・ゼロ

ブレス

その少年達はワタシノモノダ

ブレス

手を出すな

レナトス

なぜイノセント・ゼロが

ソフィナ

この少年達やはりまともな出自では､､､

マッシュ

僕は誰のものではないですよ

アオイ

💢

レナトス

そういう雰囲気じゃなくない？今

ブレス

私達は本気だ

ブレス

その証拠にこの人間に

ブレス

寄生魔法虫を埋め込んだ

カイセ

寄生魔法虫！！

マッシュ

え、、誰急に､､､

ブレス

これは我々からへの意志表明でもある

ブレス

この世界は我々のものであると言う

ライオ

我々魔法局への宣戦布告､､､

ライオ

長きに渡る戦いに決着をつけようと､､､

ライオ

上等だ

ライオ

寄生魔法虫は俺が取ろう

ライオ

ムチャです寄生魔法虫は魔力の多い方にこそ天敵､､､

ライオ

一度寄生されれば一瞬でう化ですよ！

ライオ

では誰がやると言うのだオレが､､､､､､

マッシュ

え

ライオ

何やってんだ！

アオイ

！

アオイ

「こっちに来た！」

オーター

アオイ！

飛鳥

ﾊﾞｯｼ

アオイ

！

飛鳥

大丈夫かい？アオイ

アオイ

飛鳥ありがとう

飛鳥

良いんじゃよ主を守るのがわっちらの務めなのだから

マッシュ

大丈夫？アオイ君？

アオイ

俺は大丈夫ですよ

マッシュ

なら良かった

アオイ

飛鳥はもう戻って良いよ

飛鳥

分かった

マッシュ

まぁ敵の伝言役を退治したしおじさんも助かったし一件落着ですな

ライオ

アクションに無駄がないお前美しいよ

オーター

まだ終わってないでしょう君の問題は

マッシュ

！

アオイ

「しつこいですね」

オーター

規則は規則魔法が使えない君の意見は尊重されるべきではない

オーター

これがこの世界のルールです

オーター

よって君は予定でおり死刑

オーター

今から君を連行す

マッシュ

行かない

アオイ

！

マッシュ

行かない

アオイ

ちょ、マッシュさんこのて話してください！

マッシュ

これでもう連れていけませんね

アオイ

「力強くないですかこの人」

オーター

その子供のような戯言がまさか通ると思っているんですか

オーター

そしてその子を放しなさい

マッシュ

行かない

オーター

ﾌｯ

アオイ

おわっ

ライオ

待て

ライオ

お前の意見は皆んなの総意だと言ったが

ライオ

まだ意見してないだろうこの俺様が

マッシュ

あっ

マッシュ

この剣は

アオイ

知っている人ですか？

マッシュ

うん

ソフィナ

！？

ソフィナ

ウォールバーグさん！

ウォールバーグ

しばし彼に猶予を与えてはくれんかね神格者の諸君

ウォールバーグ

イノセント・ゼロが使いをよこすなぞ初めてのことじゃ

ウォールバーグ

彼は奴らの大きな手がかりとなる可能性が高い

ウォールバーグ

今失う訳にはいかんのじゃ

マッシュ

え、、校長なんかすごい人感ありますけど

ライオ

お前､､､ウォールバーグさんは元神格者､､､

ライオ

若い頃唯一イノセント・ゼロと渡り合った

ライオ

生きるレジェンドだぞ､､､

ライオ

そして魔法界時期No.1の俺様が唯一尊敬する世界一男前な魔法使いでもある

ライオ

しっかり聞けよ

マッシュ

うす

アオイ

､､､

オーター

ウォールさん貴方の意見は分かりますですが認められない

オーター

彼の処遇は規則通り一個人で決めるべきではない

オーター

規則は守るためにあります魔法不全者は処分すべきです

オーター

そうきめられているの！

ソフィナ

ウォールバーグさん何を！？頭を上げてください､､､‼︎

ウォールバーグ

確かに彼は魔法が使えない

ウォールバーグ

素行もあまり良いとは言えん

ウォールバーグ

学がある訳でもない

アオイ

「ディスってませんかこれ」

ウォールバーグ

じゃが人の心を動かす不思議な力を彼は持っている

ウォールバーグ

彼のようなものがこの世の認識を変えるとワシは信じておる

ウォールバーグ

勿論それだけではない

ウォールバーグ

これまで魔法が使えないものは劣等種とされてきた

ウォールバーグ

じゃがワシはその不当な扱いを

ウォールバーグ

いさきか疑問に思う

ウォールバーグ

価値観は歴史と共に更新されていくものじゃ

ウォールバーグ

しかし価値観を一新することには勇気がいる

ウォールバーグ

今までの非を認めなければいけないからのう

ウォールバーグ

とはいえじゃ

ウォールバーグ

間違っていることは間違っているのじゃ

オーター

ウォールバーグさん

オーター

いくら貴方とはいえ自分の思想を押し付けようとなんて

レイン

俺からもお願いする

レイン

校長に賛同するのもあるがマッシュ・バーンデットには信頼するに足る理由があるオレ個人としてもな

カルド

言いたいことは分かりますが規則に感情論を持ち込むのはどうかと

レナトス

めんどくせぇ規則通りしよーぜ

ソフィナ

おっしゃることももっともですが世間はこの特例を許さないでしょう

オーター

考え治す必要はなどない魔法不全者は処分すべきだ

オーター

貴方達は感情ばかりが優先して合理的に欠ける

アオイ

ちょっと待てください。

マッシュ

！

オーター

！

アオイ

俺は校長などのように発言は許されていませんが

アオイ

魔法不全者だからってをるい事を犯しましたか？

アオイ

ブレスさんは先程神が我々人間だけに与えた奇跡なのですと言っておりましたが

アオイ

では命はどうですか命も神が我々に与えてくれたのでは無いのでしょうか

アオイ

せっかく神が与えた物を皆さんは粗末にするのですか？

オーター

､､､､､､

ブレス

私も貴方とは同じ考えだ

ブレス

魔法不全者は排除すべき

アオイ

ｯ

ブレス

しかしその魔法不全者に私は命を救われた､､､

ブレス

頭では規則通りにと分かっている､､､

ブレス

無責任な判断だと思われても致し方ない

ブレス

だがこの件を一任されたのはあくまで私

ブレス

どうか彼に猶予を与えさせてもらえないでしょうか

ブレス

私をどう処分していただこうと構わない

ブレス

しかし私の決定は揺るがない

オーター

条件をつける

オーター

あくまでイノセント・ゼロの攻略の手駒として神格者の下で行動する事

オーター

そして対イノセント・ゼロにふさわしいか実力を示してもらう

オーター

その最低ラインが今年の神格者候補だ

オーター

勿論失敗すれば即処分あくまで猶予だ

マッシュ

なるほど

マッシュ

了解しました

マッシュ

でも校長の思いを体現して僕がみんなと平和に暮らすには

マッシュ

それだけじゃダメでしょう

アオイ

！

アオイ

ｺﾄｺﾄ

マッシュ

ｽﾞﾝ

マッシュ

イノセント・ベロを僕がボコボコにします

マッシュ

グーパンでね

アオイ

マッシュさんベロじゃなくてゼロですよ

マッシュ

あれ

マッシュ

アオイ君帰ろう

アオイ

はい

オーター

待て

アオイ

ｸｯﾙ

アオイ

何でしょうか

マッシュ

？

アオイ

オーター様

オーター

ｯ

オーター

済まなかった

アオイ

！

カルド

？

ソフィナ

？

アオイ

済まなかった？何故ですか？

オーター

私のせいだろうお前が家を出たのは

アオイ

おや自覚していたのですね

アオイ

ですがおれは許しませんよ

オーター

何故だ！

アオイ

何故って

アオイ

俺、貴方のせいで死んでしまうのですよ。許せるわけがなくないですか。

オーター

っは？死ぬってど言う事だ

アオイ

さぁ？マッシュさん行きますよ

マッシュ

うす

アオイ

では

元マドル家

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