君の隣が似合いたくて

君の隣が似合いたくて

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疲れたぁ.......っ

まさか寝坊するなんてな...ｯ

走ったから、汗だくだし

最悪だわ

く それでさ.......っ 笑 く なにそれ~っ 笑

誰も挨拶を返してくれない

まぁ、当然だよな

何故なら俺は.....

デブだから

俺はデブだ、。

お腹はぷよぷよで、

おまけに汗もよく出る

自分でも思う

"気持ち悪い"

自分でも変わりたいと思ってる

でも、食べることが生きがいで

唯一のストレス発散なんだ、。

そんな俺にある日天使が訪れた

今日も女子に馬鹿にされたよ...

仕方ねぇじゃんっ、

食べたいんだから、。

そんな感じで帰ろうとしてた時

空から可愛い女の子が降ってきた

慌ててその子を庇うと、

俺は階段を踏み外してしまった

ぽよんっ、

俺は自分の肉厚のおかげで助かった

お腹が女の子を助けてくれた

今、俺って言った？？

この女の子が...ｯ、？

いわゆる俺っ子ってやつ...？？

後から聞いた話、

赤は男だった

よく女に間違えられるらしい

でも、めちゃくちゃ美形でアイドルにいてもおかしくない...っ

そして.....ｯ、

優しいっ！

優しすぎるんだ...っ、！

みんな俺と話す時

嫌な顔したり、嫌味を言ったり

そんなのばっかりだったのに

赤は

嫌な顔せずに

俺と話してくれる

そんな赤に俺は惚れた

だけど、

く 桃と赤って距離近くね、？

く それな~っ、付き合ってるとか？笑

く ないない、だってあのデブだよ、？釣り合わなすぎ笑

く 確かに~っ、笑

嘘だ

赤だって俺と並べられて

嫌な思いをしてるに決まってる

俺は赤の隣に似合う男になる

そう決めた

早速家に帰り、

兄弟の協力の元、

俺はきついダイエットに成功した

俺は、ダイエット期間

学校を休んだ

だから、赤にも会っていない

全ては今日、赤に告白する為に...っ

歩く度に、周りの人から

見られる、。

俺、やっぱ...変かな、？

この人は...俺の事うざがってた人だ...っ

人って、見た目だけで

ここまで態度が変わるんだな

もしかして赤も.....っ

ぎゅっ ♡

え、誰こいつ？

赤の彼氏.....？

そっか、

赤には彼氏が.....っ

じゃあ、俺は.....邪魔者だな

でも、俺.......っ

ちゅっ...ｯ ♡

絶対、あいつから

君を奪ってみせるからｯ

だって君の隣が似合うのは

ちょっとだけ好きだよ ))

おわり