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扉を開ければ汗をかいて息を切らした ちぐがいた
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どこか、ちぐがおかしいような
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倒れてしまったちぐを支える
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ちぐを抱えて寝室へ向かった
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あれ…ここは…
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なんで私寝てるんだっけ…
確かあっとくんの家に向かって…
それで…
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倒れちゃったんだ！
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え…
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それは…
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君が離れていくのが、なんて
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嘘か、それともあの人は好きな人なのか
分かんないな
あっとくんの顔、見れないな…
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応援するよ、君の幸せを願うから
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何を…手伝えばいいかな
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あっとくんは何か言おうとして、やめた
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いいよって、言っていいかな？ 誤解されないかな？
嬉しいけど…怖い
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ずるいよ…あっとくん…
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あっとくんの匂いがして すごく落ち着いて
私はすぐに眠りについた
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