恋愛という問題が難しいです

青 Side

階段を数えてみると 1、2、3…軽く20

ホール… どんだけでかいんだよ

ｺﾂ…ｺﾂ…ｺﾂ…

近づいてくる…ｯ もう見つかっちゃう？ まだ黄くんに会えてないよ

ｺﾂ…ｺﾂ…！

隣は誰だろｯ 黄くんと一緒って事は仲間か？

なんか、黄くんめっちゃ痩せてる それと隣の人が義母さんか…ｯ

ｯあぁ…腕まで手出してる ごめんね。これからは側にいるよ

桃…家族関係の話か 義母さん、焦ってる…まだ話せてないのかな

抑えきれない。この気持ち。 黄くんに嫌われたってなんだって

黄くんを悪く言うやつは気持ちを抑えられない。 たとえ身内でも

この世に「強制」というのがなければ… 僕達は普通に

愛し合えたのかな

これが僕の精一杯の思い。 認められなくたっていい。 悪く言われたって、なにされたって

黄くんが幸せなら

僕は構わないよ。

黄 Side

階段多いｯ！！ 何個あるんですか…

青くん…来てくれなかった お母様もなんか変？

嘘…ｯみんな来てくれた…ｯ

嬉しい やっと会えた

また温かい大きい手で頭を撫でてもらえた。 えへへ//やっぱ落ち着く//

桃くん…なんかお母様と話てる？

赤ってほんとかわいい

タイミングさいあく…ｯ

へぁ…なんで 桃くんは普通に…え？

嘘…なんでｯ さっき話てたのってその事？ 僕と桃くんは兄弟？

僕だけの為に必死になってくれてる。優しいなぁ

こういうところに惚れたんだな

だって、僕には今のお母さんしかいないんじゃ…ｯ

こんな家に産まれなければよかったそしたら今頃、普通に青くんと 巡り会えて

普通に青くんと

愛し合えていたのかな

奴隷…？ 僕、感じてなかったけどまさか 奴隷だったの？

どうしてそんなに優しいんだろう 自分の幸せを捨ててまでも 僕の幸せを願ってるなんて

もっと好きになっちゃうじゃん

赤 Side

俺は桃くんが好き

だからこの家の家族と言われたときはすごく困った

いつか桃くんも綺麗なお姉さんと…ｯ

嫌だな

桃くんが、ここに入った瞬間 すごく怯えていた

怖いんだろうな

いつも 面白くて、かっこいい桃くんだけど

怖いときなら俺が

1番寄り添える人になりたい

そして、言われた

1番聞きたくなかった

けどしょうがない事かな…w

まだ諦めたくない

俺も黄ちゃん達に負けないで 桃くんに伝えたい

まるで桃くんに出会うために

この学園に入ったみたいだなって

NEXT3000♡〜