この物語はフィクションです。 物語の流れや内容に不服なら閲覧はおすすめしません。 ペア 白水(水白) 桃黒(黒桃) 赤青(青赤) 時々変わります(リバ注意) 人外 人魚 兄弟要素を含みます 地雷・苦手な方は自衛することをお願いします nmmnという言葉を知らない方はお調べください
それでは行ってらっしゃいませ
Ⅰ
IV
言い返す気力が無い弟の顔色を見るに薬は服用していない
薬嫌いのりうらは抑制剤の服用を避ける
いつもなら服用しなくても平気そうにしているのだけれど今日に限っては違うみたいだ
IV
Ⅰ
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暗い顔色でフラつく体で通学路を歩いて行った
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IV
VI
掴んでいた腕を振り払う代わりに慣れてない手付きで手を握ってきた
IV
VI
IV
不器用だけどちゃんと優しい
照れ屋で面倒見の良い素敵な恋人だ
Ⅲ
Ⅱ
卑下しなくても彼の運動神経は僕より良い
やろうとしないだけで教えたらすぐ出来る
Ⅲ
Ⅱ
Ⅲ
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Ⅲ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅱ
Ⅲ
頭を撫でる時は、怯えず頬を緩めてくれた
それだけで居残り練習をした価値がある
Ⅲ
今は恋人同士だけれど、僕達の間に恋愛感情は一切無い
誰かに言い寄られへんように虫除けの為の恋人関係なんだから
Ⅲ
Ⅱ
Ⅲ
隣に腰掛け触りやすいようにもたれかかった
何気に距離縮まるし、頭触られるん好きなんよな
Ⅲ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅱ
おずおずと触れる手の温かさにほっとする
Ⅱ
Ⅲ
髪の手入れから体の世話は彼に任せている
僕がしたら髪の毛乾かさんからボサボサやもん
Ⅱ
Ⅲ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅲ
番が居ないと泡になる人魚…なんやし、人間の恋愛対象になれる訳がない
それやのに必死にアピールして阿呆らしい
Ⅲ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅲ
Ⅱ
Ⅲ
IV
Ⅲ
乾先輩の表情を見るに心配で迎えに来たのだろう
Ⅲ
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Ⅲ
VI
IV
Ⅲ
IV
Ⅱ
Ⅱ
IV
Ⅲ
IV
弟のことを話す彼は幸せそうにパートナーの手を握る力を強めた
IV
VI
Ⅲ
VI
笑う兄さんは乾先輩に手を引かれ帰って行く
彼と手を繋ぎ急ぎ足で家に帰宅した
Ⅴ
Ⅴ
開いた窓から風が入り髪を撫でる
誰にも邪魔されず静かで穏やかな時間が流れる
時々身じろぎベッドから落ちかけながらも昼寝を続けた
サラッ
何時間経過した後、誰かが髪を撫でられぼんやりとする目を開けた
Ⅰ
Ⅴ
トントン
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Ⅴ
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起きる気配の無い俺を引っ張り上げようとする腕を引っ張った
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Ⅰ
Ⅴ
Ⅰ
自ら触れようとすると泣きそうな声で 体を震わす
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子供体温の彼を落とさないように抱き締める力を強めた
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Ⅰ
彼が身じろぎ腕を振りほどこうとする度、強く濃く匂いが部屋に広がる
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Ⅴ
Ⅰ
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Ⅰ
頬を赤らめた彼がこちらを振り向き、 寄りかかってきた
Ⅴ
Ⅰ
Ⅴ
髪を編み込む間することが無く暇そうに瞳を動かす彼
見つめ返すと「何ですか」と口を開くだけで暴れようとする様子は無かった
Ⅴ
暇ならとからかい半分で彼の頬をつついた
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頬を包み込みおでこをこつんと合わせ瞳を見つめた
Ⅴ
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Ⅴ
頬を撫でる手も初めてする口付けも 緊張で震えてしまう
Ⅴ
Ⅴ
Ⅰ
Ⅴ
Ⅰ
Ⅴ
話そうと身振り手振りで動かす彼の手を握る
嫌がられても良いから彼に触れたかった
握られて驚く彼の表情を見るのは からかいがいがあって愛おしい
Ⅰ
控えめに頬ずりをする彼が小さな声で 話す時も彼の声に耳を傾けた
Ⅰ
静かな保健室に彼の穏やかな声で発せられた言葉を理解するのに時間がかかった
数分経った後に言われたことを理解し、頬が赤く染った
Ⅴ
Ⅰ
そんなことを言われて我慢出来る人が居るなら
是非でも会ってみたい
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