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ひゅぉぉーーーーーー
日向翔陽
んっ……はっ！
キョロキョロ
日向翔陽
どこだここ……
なんで俺こんな場所に……
なんで俺こんな場所に……
灰色のコンクリートでできた大きなホールのような場所……
日向翔陽
俺達家に帰るはずだったとに
見張り台に鉄塔と、ものすごい高い壁が見える……
何かなんだかわからず呆然としていると周りでもそもそと動く気配がした
周りの人
ちょっとここどこ！
周りの人
なんでオレこんなとこに……
日向翔陽
!!!!
そこで俺は、初めて気づいた 自分以外の人がいることを
皆同じくらいの歳だろうか
しかもその数は……50人……
いや
100人!!!!
日向翔陽
(もしかしてみんな無理やりここに連れてこられたのか。？)
日向翔陽
(でもそしたら誰がこんなことを……)
??
おい！お前……
日向翔陽
!!!!
日向翔陽
っ……!!!!
影山!!!!
影山!!!!
影山飛雄
やっぱお前か……
??
ねぇ君たち……
日向翔陽
月島たちも！
月島蛍
ホッ
山口忠
安心したよ
みんなに会えて
さっきから辺り見回しても誰もいなかったから心細かったんだ
みんなに会えて
さっきから辺り見回しても誰もいなかったから心細かったんだ
月島蛍
てか、先輩とか谷地さんは……
影山飛雄
確かにな
てかまずここがどこか知らねぇと行けねぇだろ
てかまずここがどこか知らねぇと行けねぇだろ
山口忠
んーホールみたいなとこだよね
??
みっみんな!!!!
山口忠
あ！
1年(男)
谷地さん!!!!
先輩!!!!
先輩!!!!
谷地仁花
よっよかったーーーー
澤村大地
お前らがいて安心したよ
菅原孝支
俺たち以外にも沢山いるよな
東峰旭
こっここはどこなんだ……
澤村大地
そんなにビクビクするなと言いたいがするべきだな
清水潔子
早くここから出ないと……
危ない感じがする
危ない感じがする
縁下力
でもとりあえずは一安心ですね
田中龍之介
こんなに不気味なとこ初めてだ
西谷夕
はぁどこなんだよここ
日向翔陽
あっあのーー
澤村大地
どうしたんだ？
日向翔陽
この首輪みたいなのなんですか
皆
!?
菅原孝支
ほっほんとだ
なんだこれ……
なんだこれ……
東峰旭
全員の首についてるみたいだね
澤村大地
俺のは赤色だな
菅原孝支
俺のは白だべ
東峰旭
おっ俺は青
田中龍之介
同じっす
影山飛雄
俺もっす
月島蛍
僕は黄色
清水潔子
私たちはピンクみたい
谷地仁花
はっはい
日向翔陽
俺のはオレンジだぞ
縁下力
山口と俺のは緑だな……
山口忠
はい
西谷夕
俺のはキャプテンのと一緒だぜ
清水潔子
どういうことなの
周りの人
おい！いい加減しろ!!!!ここは一体どこだよ……!!!!誘拐犯いるなら姿を表わせよ!!!!
皆
!!!!
澤村大地
そういえば首に激痛が走ったとおもったら
菅原孝支
気づいたらここだったな
怒りはあっという間に伝染し あちこちから抗議の声が聞こえ始めた
周りの人
そうよ！なんでこんな場所に連れてこられないといけないの!?
周りの人
今すぐ家に返せ！
周りの人
誰か警察に連絡しろ！
周りの人
助けを呼んで!!!!
山口忠
荷物までは奪われてません!!!!
日向翔陽
俺も連絡します
その時何故か冷や汗がすごく110番を押すのに時間がかかった……
日向翔陽
……!?
繋がんない……
繋がんない……
月島蛍
僕のもダメです
清水潔子
私のも……
谷地仁花
私も無理でした
もう1回かけ直してみます
もう1回かけ直してみます
縁下力
俺もです。
西谷夕
無理みたいです
田中龍之介
同じく無理でした
影山飛雄
っち
ツーツーツー
虚しいビジートーンだけしか聞こえてこなかった……
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