夜空
...、、だからっ、、
声が、裏返った。
相澤消太
...悪かったな
夜空
なにを、謝って...
相澤消太
泣いてる、怖かったな。
言われるまで、気が付かなかった
そのくらい、怖かったんじゃなくて
相澤先生を選んだ後の未来を
たくさん、考えていたんだと思う
夜空
怖く...ないです、、
ちゅっ、
私からキスをする
相澤消太
怖くないなら、どうして泣いてる
夜空
...未来が、怖いんです
夜空
相澤先生を選んだ後の、未来が
夜空
変わってしまう、未来が、
夜空
相澤先生は、怖くない...ですけど。
相澤消太
...何が変わると思ってる
夜空
あくまでも、、先生だから
この敬語も外れやしない
この距離も、変わらないはずだ
超えてはいけない、一線というものがある
夜空
出来ない...です、
夜空
選べないです、先生だから。
私と先生では、出来ないことばかりで
してはいけないことばかりで
制限ばかりかかってしまって。
夜空
恋人になったとして、
夜空
先生は、私に何を求めるんですか
身体を合わせることさえできない
外では、触れることさえも
相澤消太
――――なにも、求めない。
夜空
え、?
相澤消太
恋人になったとしても、何も変わらない
相澤消太
ただ、俺の恋人だ。
夜空
...なら、なる意味なんてない、、
夜空
です、、よね?
相澤消太
...分かってない、お前は
ぎゅ、
柔らかく、ハグされる
夜空
え、?
相澤消太
恋人じゃなきゃ、できないだろ
相澤消太
―――こういう事が
夜空
...そう、、ですか。