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冷
冷
冷
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冷
冷
■と話したのは何時だっただろう。
数年前
■■とまた話したい。
許して。
■■と会えるかな?
忘れたい
探しに行くよ
分からないのに
セミの鳴き声で起きた時は、 朝なのか昼なのか分からない。
暑い夏。
セミにとっては子孫を残したい一心でメスを乞うように鳴く。
それを感じて暑くなる人が多い。
まぁ、俺もその1人だけど。
朝食を食べて
テレビを見て
ゲームをして、
足りないものを買いに行く
それだけ。
何時もの暮らしでも、 飽きない人は飽きない。
飽きる人は、 刺激を求める。
俺は、後者だと思う。
飽きた。
それだけの理由で外に出る。
俺だって暑いから出たくない。
けど、暇。
暇という理由で今日も刺激を求めてセミが乞っている外に出る。
通り過ぎる人も、 そう思ってるんだろう。
まぁ、声に出しても暑さが飛ぶ訳でも無いんだけどね。
こんな暑い中に何で猫が歩いてるんだろう。
猫って涼しい所に行くよね?
興味本心で、 俺は猫について行った。
それが、間違いだとしても、
後にしか気づけない。
気付けば、森林に着いていた。
猫はもう見失ってた。
それだけが頭の中でぐるぐると回っていた。
俺の居たところは都会で、 山ではなくビルが並んでた。
俺の知ってるところに、 森林なんて無かったんだ。
迷子。
幼児がなるような行動が理解できずに考えていた。
建物よりも、 人気がないと言うことは、
相当山奥何だろう。 見つかりもしない。
降りたら、 ビルがあるかもしれない。
そんな妄想が叶ったら良いな と思うだけだった。
麓に降りたけど、
景色は俺の思っていた期待を裏切るような、斜め上を行くような光景だった。
建物が壊れていたのだ。
まるで、
"此処はお前の知っている世界じゃない"と非現実的な事を言うように。
もう廃村となっている可能性しかない。
正直、こんなところに人が居たとしたら、相当ヤバい奴だ。
普通の暮らしをして、 普通に外を出て、 こんな光景。
俺が何をしたって言うんだよ。
冷
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