××なきゃ良かった、

⚠注意⚠ 学パロ 中太 いじめ 自傷行為表現有(今回は入らないと思う)

地雷の方はブラウザバック推奨

キーンコーンカーンコーン

チャイムが学校中に響きわたった。

彼は中原中也という。 僕とよく接してくれ、 長年一緒にいるため僕からして一番信用のおける人物だ。

(クラスの皆)えーーーー？！？！？

僕は周りと比べて頭は良い。 これしか取り柄はないと思うが…笑

そして、中也の点数が気になるところだが生憎、彼は別のクラスのため 今聞き出すことはできなかった

クラス全員）さようならー

部活も何もやっていない僕はそのまま真っすぐ家に帰った。

家に帰り、ドアを閉めた時手をポケットに突っ込んだ

どうやら、学校に携帯電話を忘れてきてしまったようだ。

少々面倒くさいと感じたが、こればかりは仕方ないと思い学校に向かった。

教室のカギが閉まっていないか心配だったが、 無事開いていたようだ。

教室は静まり返っており、 聞こえるのは強い風の音と グラウンドで行われている部活動の掛け声のみだった。

僕は自分の席に向かい、机の中に入っているであろう携帯電話を取り出した

僕はそれをポケットに入れ教室を出ようとした

翌日＿＿＿＿

僕は今日何時もより起きるのが少し遅くなってしまい、 急いで学校に向かっているところだ。

ｶﾞﾗﾗﾗﾗﾗﾗ…

ドアを開けると、まだHRは始まっていなかったが 何やら教室は騒然としていた。

見ると、学年で可愛いと噂の女子の机に 油性ペンで悪口をたくさん書かれていた

周りの人はその子を慰めたり、犯人捜しをしていた。

その時、一つの会話が僕の耳に入った。

その会話を聞いて、僕はドアの前で硬直していた。

"そういう人"なんだね

もうどうすれば良いのか分からなかった

今、クラスの全員は誰一人僕のことを信用していない

この状況をどうにかするだなんて、さすがに無理がある

クラスの大半が僕に罵声を浴びせている、 だが私はそれすらも頭に入らずに俯き立ち尽くす、 何とも言えぬ光景だ

キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴るとその罵声は止み、 皆は僕のことを睨みながら席に着く。

勿論、落書きのされていた机は綺麗に拭かれていたが、 何故か誰も先生に報告はしなかった。