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紗良

ねぇーちょっと聞いてー!

和也

なんだよ

紗良

さっき本田くんと目があったの!!

和也

ああ、そうかよ(最近あいつの事ばっかり)

紗良

え、興味ない感じ??笑

和也

そんな事ねぇよ笑
良かったな。(気に食わねぇ)

和也

(俺的にはなんにも良くない)

紗良

でしょー?これって運命ぽくない??

和也

そうかもな(運命?冗談はやめてくれ)

夜11時

紗良

あーどうしよう…

和也

ん?どうしたこんな遅くに

紗良

紗良

私ね、

和也

おう(なんだか嫌な感じがする…)

紗良

本田くんに明日告白しようと思うの!

和也

あぁ、良い機会なんじゃないか?(聞きたくなかった言葉だ…)

紗良

やっぱりそう思う?

和也

俺も良いと思うよ。あいつ優しいしな。お前が成功するように協力するから安心しな。
(何やってるんだ俺は)

和也

(ここで止めてやれば告白しないかもしれない…だがあいつには幸せになって欲しい。たとえ相手が俺じゃ無くてもな、悔しいけどしょうがない。応援してやることが俺の役目だよな)

紗良

本当に!?ありがとう和也ならそう言ってくれると信じてた!ありがとう!

和也

ああ。そうと決まったら
明日の昼、文芸部室
に来い。相談しよう。もう遅いから寝ろ。授業中に寝るなよ?

紗良

もう!今日は突然睡魔が襲ってきただけだし!

和也

はいはい笑おやすみな

紗良

おやー

〜お昼ごはんの時間〜

紗良

あっ、もう来てたんだ、早いね笑

和也

お前…あと25分しかねぇぞ?なんで遅れたんだ?

紗良

え、ええっとー昼食を食べている本田くんにうっとりしちゃって
へへっ笑

和也

(また本田かよ。まあ、仕方がないか…好きな人の話はしたくなるよな)
まあいい、分かった。取り敢えず告白のイメージをしてみようか

紗良

え…と

和也

あー、難しいか?
例えばこんなだ
このあとお前が好きなやつを呼び出す
そして放課後告白
とまあ、こんな感じでさ未来図?的なものを考えるわけよ。

紗良

なるほど!ちょっと待ってね

紗良

和也

おい?あと20分しかないからな?

紗良

わ、分かってるよ。
あ!思いついた!

和也

なんだ?

紗良

私はこのあとの5時限が終わった後ほ、本田くんを誘う
それで誘えたら
放課後その所で告白!
どう?

和也

あー、うん。大まかな所はいいかも知れんが誘えなかった場合と
どこに誘うかとあと大事な告白する言葉だな。
(やっぱり可愛いなこいつ。恋をすると可愛く見えるってのは本当なのか?)

紗良

そっかぁ。うーん…どうしよ(-_-;)

和也

俺が誘う場所と誘えなかった場合を考えとくから告白の言葉をお前は考えとけ。
大切にじっくり考えるんだ。
(まだ、俺の気持ちとしてはもやもやしてるがな。)

紗良

うん。ありがとう。本当に和也には感謝してるよ。

和也

昔からの馴染みだしな笑当たり前だろ?(相手が俺ならどんなに良かったか…)

昼ごはん時間終わり 無事誘うことも出来て とうとう放課後

本田

橋本さん、用って何?

紗良

あ、あのね本田くん

本田

うん。何?

紗良

(どうしよう…頭がこんがらがってきたよ…でも待たせちゃいかんし)つきです!!

本田

え?月?まだ出てないけど…

紗良

あっ、違っ…
本田くんの事が好きです!(伝わって)

本田

紗良

…本田くん?

本田

うん。橋本さんの気持ちはありがたいけどごめんね。俺好きな人が他にいるんだ。

紗良

そっか。返事ありがとう。伝えられて良かったよ。

本田

うん。じゃあ橋本さん明日。

紗良

うん。またね。

紗良は振られた。紗良は本田を見送ったところですぐにうずくまった。ドアの外から見てた和也はとっさに駆け寄った

和也

おい!どうした!?

紗良

…本田くんに…振られちゃったよ

和也

え…そうなのか…
(なんで今ホッとしたんだよ…ホッとしてる場合じゃねぇだろ)

紗良

うっ…ううっ…ずっと、ずっと好きだった、なのに…なんで(泣)

和也

あー、でもさ思いは伝えられたじゃん?返事は確かに駄目だったけど。ほら、ハンカチで涙拭いて(俺なら絶対に泣かせないのに)

紗良

うん。ありがとう…あ、このハンカチ私があげたやつ?まだ持ってくれたんだ

和也

え、えーっとまあ。勿体ないし?

紗良

えーそれだけー?笑
和也って昔から物持ち良かったよね笑

和也

そ、それ言うならお前だってそうじゃねぇかよ笑
例えば今みたいに泣き虫で俺に頼るところとかー?

和也

(それに俺が昔から物持ちが良いのはお前からもらったものだけだよ)

紗良

な、なによっ悪いの!?

和也

いやぁ?そんな事ねぇけど?笑

紗良

ふふっ笑なんか悲しみも吹っ切れたわ笑ありがとう

和也

当たり前だろ?俺としてはお前を支える役目ってもんがあるんだよ。
だから…

和也は紗良の事をいきなり抱きしめた

紗良

!?なっ何!?

和也

だから…泣くなよ。お前の泣いている顔を見ると辛いからよ。
(好きになるのが俺だったら良かったのに…)

紗良

…うん。ありがとう。

和也

(俺も勇気を出そう)

和也

あのな。紗良。言いたいことがあるんだ。

紗良

何?

和也

俺さ本当に嫌なやつなんだよ。さっき振られた事聞いてホッとしたんだ。俺は紗良の事が好きだ。だから嫉妬したし正直協力したくなかった。だけど紗良には幸せになって欲しいから我慢してた。本当にごめん。これで後悔はしてない。
聞いてくれてありがと…ってなんで泣いてるの?

紗良

なんでって…和也は昔と本当に変わらんなぁ(泣)
そうやって大事な部分を言って他の言葉で薄めるところ良くないよ?笑

紗良

だけどね?これからは私がずっとそばに居てその癖を直してあげる

和也

えっ、それって

紗良

そうよ。付き合ってあげる。

和也

あ、あのな。俺は無理強いはしてないんだよ?

紗良

無理強いじゃないよ。これまでの事思い出してみたの告白するまでの。その思い出の中にはずっと和也がいた。だから私はこれからの和也の思い出の中に居たいなって思ったの。

和也

えっ、なんか照れるなぁ///

紗良

なっ、照れるなよ!こっちが恥ずかしくなるじゃん?!

和也

まあまあ笑これからもよろしくな

紗良

うん!よろしくね。これからも。

それから仲良く付き合う事になりましたとさおしまい。

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