運 命 の 人 。
ur
ya
# 2 す れ 違 い 。
君との小さなすれ違いから始まった
日々の意見の食い違い
ur
ya
ur
ya
ちょっと前まで息ぴったりで
意見の食い違いなんて起きなかった
ur
ya
ur
いつしか “ めんどくさい ”
yaくんのことはそう思うようになってきた
でも 、 すれ違いに気づいたのはまだもっと先
俺が君とのすれ違いに気づいたのは
日々の意見の食い違いが起こってから2ヶ月後
ttn
ur
ttn
ur
ttn
ur
ya
ur
ya
ur
ttnさんと一緒に遊びに行った日の帰り道
たまたまyaくんに会ってしまって
ya
ur
ya
ur
ya
ya
ya
あれがきっと初めて
俺の言葉を遮って 、 yaくんが言葉を重ねてきた
ur
ttn
ur
俺の意見を聞かずに 、 誤解されたあの日から
すれ違いを感じるようになった
あれから 、 顔を合わせても会話をするのが少なくなった
今まで一緒に寝てたベッドも 、 今ではひとり
俺が起きる頃にはもう彼の姿はなくて
そんな日常が毎日続いた
ur
ur
ur
この時口にした “ 最悪 ” はきっと
自覚してなかったけど 、 今なら言える
まだyaくんに気持ちがある証拠だった
ur
ya
ur
ya
ur
ya
ur
ya
ya
今までに聞いたことないぐらいの低い声で
冷たくて 、 淡々としていて
機械みたいだった
ya
ya
ya
頬撫
ur
ya
ya
ya
ya
頬離
ya
ur
涙目
知っていた
いつかはこうなることも
それがその日だったことも
ya
ya
ya
ya
ya
ur
ya
ya
ya
ya
ya
君の居ない家は静けさばかりが俺の心揺さぶって
あの日 、 あの時のことをずっと後悔している
君を超える人なんて見つからなくて
もう1度 、 君の隣に並びたい
yaくん
俺まだ好きだよ
ya
聞き飽きるほど聞いた笑い声
耳に入ってきた時は 、 幻聴かと思った
振り向いたら 、 もう何度も見た黒い髪に赤いメッシュ
あの頃と変わってない赤いパーカー
唯一変わってるところは 、 お揃いで買ったネックレスが
君の首元から消えていること
ur
届くわけのない独り言
ya
君の耳には届いてしまったのかな
そして俺を呼ぶその小さな声もちゃんと聞こえた
久しぶりに見た君の顔
あの頃と何にも変わってなくて
ur
また会えるなんて思ってなくて
ya
jpp
ya
君の隣に並ぶ権利は俺にはもうなくて
君の隣はもう売り切れ
この時ばかりは 、 まだ消せずに居た君の連絡先に期待した