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桃李
───殺したのは…いつも虐めてくるあいつ
桃李
嫌になって突き飛ばしたら、頭を打って
桃李
あっさり死んじゃったの
桃李
だからさ、もうここには居られないんだ……ｯ
桃李
誰も居ないところで死んでくるよ、！(泣笑い)
君は涙を目に一杯溜めながら笑った
君一人だけで死なせる訳ない、
奏
僕も連れてって？
桃李
え……
奏
…僕も嫌になってたからさ、君が居ないなら僕も居なくなるよ
桃李
っ…、駄目だよ…奏は必要にされてる…
奏
他の奴らなんて要らないよ、君一人でいい
桃李
………
奏
ほら、行くんでしょ？(手を引く
桃李
！、………うん！
桃李
何要るかな……
奏
財布…スマホ…ゲームも持ってく？w
桃李
、うん！
奏
君はゲームが好きだもんね、w
奏
あとは………これも持って行っとくかな、(ナイフ
桃李
ナイフ？、使うの？
奏
うん、一応ね
桃李
ふーん………あ…(写真を手に取る
奏
…集合写真？
桃李
……うん、
奏
それも持ってく？
桃李
…ううん、要らない(破り捨てる
奏
そっか、
桃李
…
奏
よし！準備は出来た、行こう
外に出ると朝日が昇っていた
少し霧が出ていて肌寒く少し君は身震いをした
桃李
ちょっと…寒いね…
奏
そうだね、上着いる？
桃李
ううん、大丈夫
桃李
………本当にいいの…？
君は不安そうに僕の顔を覗き込む
奏
うん、もう決めたからね
奏
最初は何処に行こうか
桃李
…海に行きたいな、！
奏
海、良いね、行こう
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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