⚠ kyng → hsrb →← mob 主従関係 死ネタ
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ロウワー
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早く報告しなければ 、 その一心で 、 俺は無我夢中で森の中を駆け抜ける 。
kyng
kyng
森の奥深くに聳え立つ教会 。 俺は扉を開け 中に入った 。
kyng
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突然だが 、 俺には想い人がいる 。 俺の雇い主の 星導ショウ 様だ 。
mob
hsrb
誰にでも優しく 、 慈愛深い性格に惚れたのだ 。 だが 、 何時しか その誰にでも向ける優しさに 苛立ちを覚えた 。
kyng
そう思った事が 、何度あったか 。
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舞踏会 _
hsrb
mob
kyng
いいな 、 星導様に愛されるだなんて 。 そんな羨望と同時に 、 憎悪が湧いてくる 。
アイツがいなければ 、 俺は星導様の隣に居られたのだろうか 。
否 、 それは違うだろう 。 俺みたいな奴が星導様の隣にいていい訳がない 。
kyng
俺は自分の歪んだ感情に頭を悩ませた 。
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今日は海に来た 。 星導様と二人で 。
この方も罪だな 。 俺の気持ちも知らずに 、 こんな勘違いさせるような事 。
hsrb
kyng
hsrb
kyng
hsrb
kyng
上手く声が出ない 。
大丈夫です 、 そう言おうとしたのも束の間 、 星導様は俺に優しく抱きついた 。
hsrb
その慈愛の満ちた声に 俺は安堵感を感じ 、 涙が溢れ出た 。
だが 、 貴方は俺のものにはならない 。
嫉妬 、 忌まわしい 、 好き 、 愛してる
そんなドロドロとした感情が 、 俺を渦巻く 。
そんな時 、 俺は思った 。
kyng
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俺は 魔女狩りのポスター を 持って街へと繰り出した 。
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パラパラと雨の降り注ぐ中 、 俺は独り傘もささずに とぼとぼと歩く 。
周りに助けすら求める事の出来ない 己の性格に苛立ちを覚えた 。
hsrb
kyng
またもや気にかけてくれる彼に 、 自分のことを好いてくれているのでは 、 と 淡い期待を寄せる 。
kyng
hsrb
そういって彼は はにかんだ 。 嗚呼 、 やはり貴方は罪な人だ 。
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ある日 、 星導様の使用人全員に 招集命令が出た 。
mob
mob
そんな言葉が 、 星導様の部屋の前で 飛び交う 。
hsrb
hsrb
mob
mob
背中に一筋の汗が流れる 。
hsrb
kyng
mob
mob
kyng
kyng
俺はその場の空気に耐えられず 、 館から逃げ出した 。
hsrb
俺に冷徹の目を向ける星導様が怖かった 。
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俺は神父様に星導様の事を告発し 、 報酬として三十銀を貰った 。
kyng
金を貰っても 、 虚無感しか湧いてこなかった 。
kyng
涙が溢れてくる 。
良かったんだ 。 これで 。
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祈りを捧げながら炎に覆われてゆく 彼は 、 大衆に見られながらこの世から去った 。
kyng
俺を辱めた憎しみ 、自分が彼を葬った悲しみ 、 そして 、これで永遠に自分のものになったという 嬉しさ 、 喜び 。
kyng
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fin .
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解説載せれたら載せますね 😌
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