注意
嘔吐表現あり
苦手な方にはおすすめしません
なお、私は今回初めて嘔吐シーンを書くため下手くそです……それでも良いよと言う方はこのまま下へスクロールしてください
凶一郎
凶一郎
凶一郎
凶一郎
波は決して終わった訳では無い。 なんなら今は波の真っ最中だ
正直この気持ち悪さからは今すぐにでも解放されたい
たが、そうするには辛三の部屋を汚すことになる
凶一郎
普通ならトイレまで行けば良いのだろう。 が 今の俺には歩くことさえ困難な状態だ
この状態から少しでも動けば 俺はすぐにピークに達するだろう
凶一郎
この待っている時間はとても長く感じる けれど実際は、1、2分しか経っていない
凶一郎
汗のせいで身体がベタつき 気持ち悪さは増す一方で、波が終わる気配は無い
凶一郎
いきなり腹から『ゴポン』と嫌な音が聞こえた
それとほぼ同時に
凶一郎
俺は盛大に吐き出してしまった 今まで我慢していた分、止めたくてもすぐに止めることが出来なかった
凶一郎
ガチャ
扉が開く音がし、其方に目を向ける 勿論そこにいるのは
辛三
体温計を取りに戻ってきた所 兄ちゃんか嘔吐していた
凶一郎
俺はすぐに兄ちゃんの横へ駆け寄り背中をさすった
床に散らばった嘔吐物は少量しかなく… 上手く吐けてない様子
辛三
凶一郎
何時もの兄ちゃんなら毒を飲まされた時のために自ら嘔吐出来るようにしていた
だが、今それが出来ていないのはこの体に慣れていないせい、それか、俺に気を遣っているのどちらかが当てはまるだろう。
どっちにせよ今の兄ちゃんをこのままにしてはいけない
辛三
辛三
俺は兄ちゃんの口の中に指を入れた
凶一郎
凶一郎
辛三
そう言いながら辛三は 俺の舌の付け根を指で軽く刺激を与える
初めは抵抗しようとしたが、身体が言うことを聞かないうえ辛三の優しさを無下にするような気がして大人しくする事にした
数分後
辛三
凶一郎
グリ
凶一郎
辛三
凶一郎
凶一郎
凶一郎
凶一郎
凶一郎
時折 頬を垂れる雫は冷や汗か、生理的にくる涙なのかも分からない
凶一郎
凶一郎
辛三
辛三
凶一郎
凶一郎
凶一郎
辛三
辛三
辛三
凶一郎
辛三
凶一郎
凶一郎
凶一郎
辛三
辛三
凶一郎
凶一郎
バタン(扉閉
凶一郎
その後 七悪達が帰ってきて全員で長男を甘やかし看病したようです
コメント
4件
最高すぎでは?(凶一郎かわよ、