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エイルは男共に襲われていた少女を送っていた。

ルプス

(仲間に見られたら、笑われそうだな……
つっても見過ごすわけにもいかなかったし
それにエイルが見逃す訳ねぇしな。)

ベイリー

よぉルプス。 カッコ良かったな。

俺の背後には金髪の男、ベイリーが立っていた。

ルプス

なんだよベイリー、見てたのか

ベイリー

たまたまな。 
さっきの女の子助けたんだろ? 
惚れられちゃたんじゃねぇの?

ルプス

茶化すな。 俺が助けたわけじゃない。
どのみち住む世界が違う

ルプス

……惚れたたのはれたの、面倒くせぇよ。
俺は仕事にそういう不純物を見を持ちこ
みたくねぇんだ

ベイリー

へぇ〜

ルプス

んだよ

ベイリー

エイルの事は好きなのにか?

ルプス

っ!!

ベイリー

まぁ、エイルを好きになるのは分からなくはないけどな。

そうだ。 俺はエイルが好きだ。 人生で初めて好きになった奴。

好きになったのは、大嵐が起こる前。

嵐が起こる前は、コピーもなく街に物が溢れてなかった。

それでいて、治安も悪く、貧富の差が大きかった頃

街の人1

おい、クソガキ。
食料返せ。

生きるために食料を盗んでいた。

街の奴らに殴られ、力尽きそうになったとき

エイルと出会った。

それが俺とエイルの出逢いだ。

その後俺は、「ROWDY SHOGUN」に入った。 そして仲間たちと出会った。

俺が孤独じゃなくなったのは、エイルのおかげだ。

ルプス

…エイルは別だ。

ベイリー

女には興味のないルプスを好きにさせる、
エイルの無自覚タラシは恐ろしい奴だ。

数分後、エイルと合流した。

エイル

あれ? ベイリーじゃん。

ベイリー

おう。

ルプス

さっき合流した。
急ぐぞ、時間に間に合わない。

そして俺らは、拠点まで急いだ。

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