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⚠️BL注意⚠️ 冴凛要素あり

糸師凛

え…

糸師冴

目の前にいる元兄は、無表情のままじっとこちらを見ていた

冴(父)

この子が私の息子の冴です

糸師冴

糸師凛

凛です

糸師凛

よろしくお願いします…

兄ちゃんは他人行儀な態度だった

相手が兄ちゃんだと分かると急に緊張し始め

まともに顔を見れなかった

だが、兄ちゃんに前世の記憶があるのかが問題だ。

ここは探りを入れるべきだろうか

そうなことを考えていたら

冴(父)

後は若い2人で話しなさい

糸師凛

えっ…

なんやかんやあり、お見合い定番の庭を歩く事になった

糸師凛

糸師冴

糸師凛

(気まずい…)

前世では和解しないまま死んでしまったから

何を話せばいいか分からない

終始無言だったが先に口を開いたのは冴だった

糸師冴

凛、お前前世の記憶はあるのか

糸師凛

ふぇ…?

と唐突に言われた

いきなりの出来事に驚いた凜は

言葉を発する事が出来なかった

無言を肯定と受け取った冴は

糸師冴

今世は兄弟じゃなかったが、結婚するには都合がいいな。

とまた強烈な言葉が出てきた

凛の頭の中は?で埋め尽くされ

頭の処理が追い付かなかった

その間も冴が何かを言っていたが凛には聞こえておらず

気づいたら会場に戻っており

あっという間に家に帰っていた

次の日に父に聞かされたのは

お見合いが成立したとの事だった

冴視点

糸師冴

今世は兄弟じゃなかったが、結婚するには都合がいいな。

糸師凛

凛からの返事が無い

俺は前世で凛と和解出来なかった事を悔やんでいた

次弟として生まれて来たら、前世の分目一杯可愛がる予定だったのだが…

凛が産まれてくることは無かった

この18年間、凛を探したが見つからず

諦めかけたその時

行く気が無かったお見合いで凛と再開した。

これは好機だと思い、すぐにお見合いを成立させようと会場に向かった。

固まって動かなくなった凛の手を引っ張りながら会場まで歩いた

手を繋ぐと小さい頃を思い出し、懐かしい気持ちになった。

糸師冴

父さん

冴(父)

おぉ!お帰り冴

糸師冴

このお見合い受ける

冴(父)

え?

糸師冴

だから、このお見合いは成立だ。

冴(父)

お、おぉ!!
そうかそうか!!

冴(父)

めでたいな!!

冴(父)

これからよろしくな〇〇君!!

凛(父)

はい!!
こちらこそよろしくお願いします糸師さん。

お見合いは成立した

これで、凛とずっと一緒に居られることが確定した。

今世は絶対大切にすると誓う

糸師冴

(これからはずっと一緒だ)

糸師冴

(凛♡)

絶対逃がさない

お見合い相手は前世の兄だった!?

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