季依(キイ)
何、やってたの、?
希亜(キア)
だから景色見てただけだって
季依(キイ)
正直に応えて欲しい
希亜(キア)
正直だよ?
希亜(キア)
.............嘘なんかついてない
季依(キイ)
本当のことを言って
希亜(キア)
..........................
希亜(キア)
はぁ、やっぱり季依には敵わないね
希亜(キア)
ごめんね、ダメなお姉ちゃんで
希亜(キア)
自殺行為なんて馬鹿だったね
季依(キイ)
................何でこんなことを?
希亜(キア)
.............
季依(キイ)
誰にも言わないからお願い
希亜(キア)
................なんでだろーな...
希亜(キア)
思いつかないかな
季依(キイ)
...誤魔化さないで...…
希亜(キア)
誰にも言わない?
希亜(キア)
(言ったとしても、何も無いんだけどな.............)
季依(キイ)
希亜が助かるなら何でもする
希亜(キア)
驚かないで聞いてね
希亜(キア)
私...実は................
希亜(キア)
.............................
希亜(キア)
ごめん、......じ、実はさ、.............
希亜の手が震えていた
季依(キイ)
................希亜、、?
希亜(キア)
あ、ごめんね、.............
希亜(キア)
実は私、、、
希亜(キア)
.............
希亜(キア)
イザナの....、”奴隷”なの....
季依(キイ)
え、?.............
希亜(キア)
で、...でも、大丈夫......
希亜(キア)
.............季依のことは守るから
季依(キイ)
大丈夫じゃない
季依(キイ)
絶対お姉ちゃんを助けるって決めたから
希亜(キア)
季依...、やめて
希亜(キア)
私は季依のことを傷つけたくない
季依(キイ)
相手がイザナみたいな強敵でも
季依(キイ)
私は守るって決めたの
希亜(キア)
どうして、いつも言うことを聞かないの?
季依(キイ)
...................