叶
叶
叶
叶
叶
注意⚠️ トラクロのBLです 地雷さん純粋さんは回れ右して勉強だ! ご本人様に迷惑がかかる行為は絶対禁止 nmnm注意です!
叶
クロノア
かれこれ1時間ほど自分でも落ち着きがないなと思うくらいそわそわしている。
でも仕方がないだろう。
だって…!
クロノア
トラゾーと付き合って早くも1ヶ月。 LINEでデートのお誘いが来た時はリアルで変な声が出た。
それからずっとデートのことを考えて、昨日なんて眠れなかったくらいだ。
荷物も、服も、昨日から準備して、何回も何回もチェックした。
楽しみな反面、緊張している自分もいる
ぴんぽーんっ
クロノア
家のチャイムが鳴り、インターホンを見ればトラゾーが来たことは一目瞭然だった。
俺は急いで家を出て、トラゾーに挨拶をした。
2人ともぎこちなく挨拶をしたあと、トラゾーの愛車に乗って、目的地に向かった。
クロノア
車の中は付けられた音楽が響いて、喋り声は一切聞こえない。喋ろうと思うたびに、変に意識してしまって、黙ってしまう。
運転中のトラゾーをチラリと盗み見る。
いつもも勿論かっこいいが、今日は特別かっこよく見えた。
いつものビニール袋はなく、顔がしっかり見える。 服装もラフで、緑と黒を基調としている。
ふと、トラゾーがこちらの視線に気づいたように俺を見た。
トラゾー
クロノア
トラゾーから視線を外し、そう答える。 さ、流石に…ッいつもと雰囲気が違ってかっこいいとか…いえないし…///
トラゾー
クロノア
トラゾー
トラゾー
クロノア
不意にそう言うものだから、顔が熱くなる。 恥ずかしくて、でも嬉しくて、くすぐったくて…一言では言い表せないけど、一瞬で多幸感に襲われる。
クロノア
トラゾー
赤くなった俺を見て笑う。
あれ、このタイミングなら、トラゾーにかっこいいって言えるんじゃないか?
クロノア
ど緊張してしまって声が小さくなってしまったけど、言い切ることはできた。 トラゾーは面食らったように、ポカンとしていた。
トラゾー
クロノア
トラゾーは一見するといつも通りに見える。 でも俺は、トラゾーの耳が赤くなっているのを見逃さなかった。
クロノア
トラゾー
しばらく揺られてやってきたのは水族館。開館時間はまだのようで多くの人が入り口で待っていた。
トラゾー
クロノア
そう言いながら入場口の列に並ぶ。意外と恋人が多いようで手を繋いでいる人がたくさん居た。
クロノア
手、繋ぎたいな
トラゾー
ぼーっと恋人同士の皆さんを見ていると、トラゾーに声を掛けられる。
クロノア
トラゾーは俺の返しに返事はしなかった。代わりにトラゾーは俺の手を取ってきた。
ぎゅっ
クロノア
トラゾー
クロノア
やばい
心臓暴れっぱなしだ…
クロノア
クロノア
水族館の中に入ると、外とは一旦変わって海の世界。まるで海の中を歩いているような、そんな気持ちになる。
クロノア
トラゾー
指を指しながら特徴を伝える。
クロノア
トラゾー
クロノア
流石トラゾー。知識量は伊達じゃない。そういうところも、好きだったり、する…
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
笑ったあと写真を撮ろうとスマホを取り出すと、時間がパッと表示される。
トラゾー
クロノア
トラゾー
トラゾーに手を引かれてバタバタとその場を後にする。
こういうのも、デートの醍醐味だったりするのかな?笑
いい背景が無かった…泣 これはイルカのいるプールです
トラゾー
クロノア
トラゾーは涼しい顔をしているが、俺のような運動不足はそうもいかない。 現に息切れしまくっている。
トラゾー
クロノア
トラゾー
今度は走らず、ゆっくり歩いて席に移動する。
こういう気遣いが、さぁ?
クロノア
空いていた席に2人並んで座って少しすると、イルカショーが始まった。
大人なのにはしたないかもしれないけど、凄く楽しい。
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
とか言っていたら、ショーはもう終わりを迎えそうだった。
最後にイルカさんたちはこちらに手を振って帰っていった。
クロノア
トラゾー
トラゾー
固まった身体を伸ばしていると、ぐぅ〜…っと、お腹がなった。
クロノア
トラゾー
トラゾー
クロノア
当たり前のように手を差し出してくるトラゾー。手を繋ぐのも慣れたな…トラゾーの手、大きくてあったかい。
クロノア
水族館内にあるちょっとしたカフェテリアに入る。 落ち着いた雰囲気で、自然とリラックスする。
トラゾー
クロノア
ナポリタン、ハンバーグ、ピザ、オムライスにパンケーキ。たくさんの美味しそうなメニュー。 優柔不断な俺には決めきれない。
クロノア
トラゾー
クロノア
クロノア
トラゾー
少しすると、頼んだ料理が運ばれてきた。
クロノア
トラゾー
いただきます、と2人で挨拶をし、料理を口に運ぶ。
クロノア
クロノア
美味しすぎる…!!!! うちでも作れないかな、とか考えながら食べ進める。
トラゾー
トラゾー
クロノア
トラゾー
トラゾーが頼んだオムライスも美味しそうで、食べて見たいと思っていたところだ。ありがたい。
トラゾーは自分が使っていたスプーンで、オムライスを一口掬うと、スプーンをこちらに向けた。
トラゾー
クロノア
まさかの、あーん。 しかも、間接キス。
トラゾー
笑っているのをみるに、この状況を楽しんでいるに違いない。悪魔め…ッッ!
クロノア
トラゾー
クロノア
美味しい。美味しいのだが…っ
恥ずかしすぎてそれどころじゃない…!!
クロノア
トラゾー
トラゾーのバカ…
昼ご飯を食べ終わると、また水族館内を見て回った。
クロノア
海に行くと高確率でコイツに刺される。あまりいい思い出はないから、ちょっと苦手だ。
トラゾー
クロノア
水槽の中で、色とりどりのライトに当てられ、ふわふわと漂いながら半透明な身体の色を変えていく姿は確かに綺麗だ。…綺麗だが、である。
トラゾー
クロノア
クロノア
トラゾー
ほら、また。
ずるいじゃん
それから暫く歩いて、着いたのがペンギンコーナー。
クロノア
ちょこちょこと歩き、優雅に海を飛ぶ姿は何とも言えない。
トラゾー
クロノア
クロノア
指を刺した先には、寄り添って毛繕いしあっているペンギンがいた。すごく可愛い。
トラゾー
クロノア
トラゾー
トラゾーがまたからかってきたから、カウンターを仕掛けたが、クリーンヒットのようだ。
…まぁ、諸刃の剣で、俺も照れるのだが…
クロノア
トラゾー
クロノア
ひとしきり見終わって、お土産も買って、色々な意味でお腹いっぱいになったところで、帰ることになった。
橙色と青色が綺麗なグラデーションをつくる。
帰るのが、トラゾーと離れるのが、
少し寂しい
クロノア
トラゾー
行きの時と同じように、会話は続かない。でも、この沈黙も心地良い。
トラゾー
クロノア
赤信号で車が止まる。
トラゾーは体を捻り、こちらの目をしっかり見ていった。
トラゾー
クロノア
急にそう言われるので、頭がぐるぐるして、考えがまとまらない。
キス自体は、したい。でも、恥ずかしい。
でも、この機会を逃したら…っ
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾーの手がこちらに伸び、そっと頬を撫でられる。そのままトラゾーの顔に近づけられて、
ちゅ、っ
クロノア
トラゾー
お互いに照れて、動かずにキスの余韻に浸っていた。
プップー!
後ろから聞こえた車のクラクションに、2人して肩を揺らした。
信号を見てみれば、既に青信号だ。
トラゾー
トラゾーは運転に戻り、車を走らせる。
何もかもギクシャクして、ドキドキしっぱなしだったデートだったけど、
とてもいい思い出になった
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
クロノア
トラゾー
叶
叶
叶
叶
叶
叶
叶
コメント
21件
っへへはは! ウブだ、、体にいい!!これはね、保健の教科書にも乗ってましたようぶは健康とか体にいいってさ!!もうかわいね!カウンターよきすぎる(?)もう二人とも可愛い!「イルカさん」というkrさんの表現の仕方がもうそれだよ!(?) 毛繕いしてるのが俺たちみたいですね?!?!うん!可愛い!その後trさんがkrさんの頭わしゃわしゃやってkrさん照れて!!(願望)今回のも超絶最高だったあああ!
うわぁぁぁはぁぁあ…好き大好き可愛いぃ〜〜…krさんめちゃんこ緊張してよう照れてんの超絶にきゃわだし、krさんのことからかってたのに毛繕いのところ(?)でカウンターくらってtrさんも照れるとこきゃわ…ぶっちゃけ全部…きゃわわなんだけど、好きっていったらtrkr両方照れてんのが私にとっては1番可愛く感じてしゅき… 初々しさもいいね…krさんのきゃわが超絶目立って可愛さ倍増してんの最高ッッ!!!!
お久しぶりです!trkrがぎこちなくしてるのもいいッ!