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第2話☆

ななもり。side

N💜

..........んぐぅ....zZ

N💜

...................

N💜

.......ハッ

目を覚ましたところは、いつものベットだった。

N💜

ゆ、夢.....?

あれ全部?

寝坊したことも、男性にぶつかったことも?

N💜

それにしてはリアリティーが____

N💜

痛っ...........

起き上がろうとしたとき、

背中に僅かな痛みがはしった。

男性にスタンガンのようなものを当てられたときと

“同じ位置„だ。

N💜

夢......なんだよね.......?

実際今俺の部屋で寝ていたし、

つい、妄想がすぎちゃったのかな?

そうだと良いんだけど........

トントントン

ガチャ

R💕(メイド)

失礼いたしまーす!

N💜

はっ!?

部屋の扉が開き、

犬耳が生えてる赤髪の男の子がひょっこりと顔をだした。

N💜

き、君は........

R💕(メイド)

あ、お目覚めになられたのですね!

R💕(メイド)

では王室へまいりましょう!

N💜

え、待って待って!?

この子誰.....?

俺の家にこんな子いないよ......?

N💜

あ、あの......

N💜

ここ俺の部屋なんですけど........

R💕(メイド)

はい、そうですよ

R💕(メイド)

あ、いきなり僕が来たからビックリしてしまったのですね

N💜

え、あの......はい

R💕(メイド)

僕はメイドの『莉犬』と申します

R💕(メイド)

なにか困ったことがありましたら、いつでも僕にお申し付けください

N💜

め、メイド?

R💕(メイド)

はい!

メイドさんを雇った覚えはないぞ......?

何より....

この子....男の子.......

R💕(メイド)

まぁ細かいことは気にせず

R💕(メイド)

ご主人様のもとへ行きましょう!

N💜

え、ちょ、ちょっと!

莉犬と名乗る男の子に背中を押され、立たされた。

背中痛いんだってば.......!

なんて言えずに、今は外に出るしかなかった。

寝室をでて、リビングに来ても、

やっぱり俺の家だった。

この子が嘘言ってるようにも見えなかったし.....

一体......

R💕(メイド)

ここじゃありませんよ

R💕(メイド)

こっちです!

N💜

あ、はい

~廊下だと思ってね?~

N💜

な............っ

N💜

なんだよここぉぉぉー!!?

俺の家の玄関を開けると、

そこはいつもの庭ではなく

広い廊下だった。

R💕(メイド)

ここは王室までの廊下です

N💜

お、王室って.....

床には赤い絨毯

天井にはキラキラと光るシャンデリア

壁はどこもかしこも金金金!!!

まるで童話にある、姫が住むお城のよう.........

N💜

俺ん家じゃない!

R💕(メイド)

そうですよ

R💕(メイド)

先ほどまでななもり様が寝ていらしたのは

R💕(メイド)

『桃猫邸』の個室でございます

N💜

も.....桃猫....

どこかで聞いたことある名前だ.......

確か......有名会社の社長とかなんとか.....

N💜

なんで.....こんなところに.....

R💕(メイド)

それはですね___

ゴーンゴーンゴーン

どこかで金の音が聞こえた。

それと同時に、莉犬くんの顔が青ざめた。

R💕(メイド)

まずいです!

R💕(メイド)

ご主人様が来てしまいました!急いで!

N💜

え!え!?

莉犬くんに言われるがまま、

俺は廊下を走り抜けた。

ガチャ

R💕(メイド)

お待たせいたしました

S💗

遅いぞ、莉犬

きっとここが王室なのだろう。

ロビーのような広い部屋の一番奥に

王様が座る立派な椅子が置いてある。

N💜

えっと......

S💗

あなたが、ななもりさんですね

N💜

は、はい

S💗

良かった...

S💗

お会いできるのを楽しみにしておりました

ニコッと笑うその男の人は

俺と同じくらいの年齢に見えた。

とても優しそうだ。

S💗

僕は『さとみ』

S💗

あなたがここに連れてこられた理由はお分かりですか?

N💜

え、いえ.....まだ.....

S💗

そうですか....

S💗

では初めから話すことにしましょう

S💗

あなたは

S💗

桃猫一族の家宝なのです

N💜

...........は?

家宝.......?

R💕(メイド)

我が桃猫一族は、

R💕(メイド)

16歳になった長男の婚約者を国中から選び、

R💕(メイド)

選ばれた者を、次男が16歳になるまで、『家宝』と決めています

S💗

それで、選ばれたのがあなたなのです

N💜

へ…へぇ~.......

いまいち納得がいかなかった。

でも、それも当然のことだろう。

誰だって、『婚約者に選ばれた家宝』

なんて言われたら、動揺するに決まってる。

それにしても.......

N💜

誰の.....婚約者なんですか........?

こんな田舎くさい高校生を婚約者に選ぶ人なんているだろうか....

S💗

...........僕のです

N💜

.................!?

この人.....頭大丈夫.......?

本気で言ってる........?

N💜

じょ、冗談やめてくださいよ~.....

S💗

冗談じゃありません

S💗

僕があなたを選びました

驚きで目を白黒させている俺に

『さとみさん』は言った。

S💗

ななもりさん、あなたは

S💗

僕の婚約者に選ばれたのです

続く☆

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585

コメント

30

ユーザー

え、待って下さい……あ、お久しぶりです(誰)続き楽しみにしてます笑頑張ってください三┏( ^o^)┛

ユーザー

えっ…。 良すぎない…?

ユーザー

うぉぉおおおお!! すき!

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