そう言えば、みんな知ってるかい?
4月20日は、我らがお妃様のお誕生日らいしよ
そして、その10日後は我らが王子様のお誕生日らいしよ
凄いね。
私、誕生日までにこれ完結させようとしたけど無理だわw
えー、じゃあ夏休み終わるまでにおわしたいです!以上!
in 月雲プロダクション
電撃デビューしたときに顔を見て驚いた
白く長い綺麗な髪
長いまつげに 吸い込まれそうになるほど大きく綺麗な翡翠色の瞳
白く長い手足に、女らしく可愛らしい衣装
本当に男なのか自分を疑ったほどだ。
宝鏡衛
それで、今後はそれでいいんだね?月雲君。
月雲
う~ん…そうだね☆
宝鏡衛
妃歌。何か言いたいことでもあるのかい?
妃
うちの駒達は、アイドリッシュ7の奴らと関係を持つ人が多いですし…
妃
それを上手く利用できないかと、思いまして
宝鏡衛
と、言うと?
妃
IDOLISH7の奴らを通じて、TRIGGERやRe:valeに近づけないかと思いまして
妃
それなら、情報も掴めるし、何かしらの計画にも使えるかもしれません。
宝鏡衛
だとさ…月雲君や
月雲
うーん、いいんじゃない?
月雲
だって、それで失敗したら、君の責任だろ?言い出したんだから。
月雲
妃歌。
妃
失敗なんざしませんよ。
妃
するようなら、罰するまでですので。
狗
…!
一瞬だけ
本当に一瞬だけ
ほんの少しだけ悲しそうな顔をしていた気がする
宝鏡衛
じゃあ、任せるよ。
妃
かしこまりました
月雲
ねぇ、宝鏡。
月雲
面白い物を見せてあげようか?
宝鏡衛
なんだい?
月雲
こっちだよ。こっち。
了さんは、宝鏡さんを連れて何処かへ行ってしまった…
妃
……ハァ………
狗
っなあ、妃。
妃
はい?
狗
マジで、自分のメンバー利用すんのか?
狗
傷つくかもとか、考えねぇのかよ
妃
……なぜ?
妃
なぜ、私は彼らに干渉しなければいけないんですか?
妃
ただの社長の手駒になぜ干渉せねばいけないんですか?
狗
手駒って…
妃
私と王様は、例外ですけど…
亥
……なにが違う訳
亥
どうせ、あんたら兄弟もあの爺さんの手駒だろ?
妃
まさかw
妃
私の言う『違う』は、目的ですよ。
妃
あなた達は、『自分の利益のため』に動いている。
妃
自分の為に、動いていたら気づかないうちに、人形へと成り下がる。
妃
でも、私達兄弟は違う
妃
我らが社長のために人形に成り下がったんです。
妃
『あの人のため』に、これが私達とあなた達の違い
妃
わかりましたか?
巳
……そのために、私の恩師を利用すると
妃
あの人は、気づいてる。ただ、動く気がないだけ。
巳
正気ですか
虎
仮に、これが成功したとして、その後はどうするんだよ。
妃
さぁ?知りません。あの人次第です。
妃
俺達は、あの人の指示で動く。それだけだ。
光のない目。
先程とは打って変わったどす黒い感情に満ちた瞳
虎
お前……それで満足かよ
妃
…………_って__ぅ__ぃよ__が
狗
エ?今なんて…
宝鏡衛
妃歌。帰るよ。
宝鏡衛
帰りにケーキ買っていくんだろう?
妃
!はい!…それでは、失礼します。
妃
また、お会いしましょう。"オニイサマガタ"