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泡沫ノ姫《改》

第10話 - >>9

2024年01月29日

#文豪ストレイドッグス

#文スト

#文豪ストレイドッグス夢小説

ぬこﾋﾟ

本気！出せば！結構！進められる！

ぬこﾋﾟ

まじスランプランプ

ぬこﾋﾟ

スランプランプってオレンジレンジみたいだね

燐

ていうかさ、あんた達今まで何してたの？
あたしあんた達見るの初めてなんだけどさ。

メイ

草葉の陰から見てたわ。

燐

死んでねぇだろ。

マナ

でも実際どこ行くにも着いて行ってたわね。
ショッピングモールとかはどうにもならなかったけど。

マナ

基本的にトラブルとかがあればご主人から伝わってくるし、それを頼りにしてたわ。

燐

へぇ、すごい。テレパシー的な？

マナ

ちょっと違う？全部細かく分かるってよりは何となく感じるって感じ。

燐

嫌な予感するわ~みたいなことね。なるほどなるほど。

メイ

…ねぇ、言わないでって言われてたけど言っちゃうわね。

マナ

…言っちゃうの？
いやぁ、私はやめたほうが良いと思うけど…。

燐

え、何？怖いんだけど。

メイ

…手紙にね。｢復讐｣ってあったでしょ。

燐

うん。あれどういう意味？

メイ

多分、ご主人は殺されたのよ。

燐

………まじで？

燐

それは…異能が強すぎたから…ってこと？

マナ

えぇ。よく分かったわね。
このことは言ってはダメだと言われていたけど…。

燐

…そっか。
言ってくれてありがとーね。

燐

じゃあ見方も変わってくるかな？
あの事故は故意に作られたものなんだよね。じゃあ運転手は雇われかなぁ。

マナ

復讐…するの？

燐

もちろん。私の事なんだと思ってんのって話。

燐

恨み特盛りA定食よ！

メイ

気持ち悪い定食を作るな。

燐

で、何か目処は付いてんの？

メイ

全くでは無いけど。予想は付いてるわ。

燐

言ってみたまえよ

メイ

まぁ、殺す動機があるとすれば異能関係の人間達よね。

燐

異能者ってことか。

燐

武装探偵社？とかいうとこも異能使ってるんだってね。

メイ

みたいね。でも生憎、あそこは正義感の塊のような組織だからそんな依頼は受け付けないでしょう。

マナ

じゃあポートマフィアじゃない？

燐

ポートマフィア？マフィアか。

燐

ありそう！名前的に！

メイ

ポートマフィアか…。
あるわね。全然。

メイ

そういえば、首領が変わったわよね。どちらの首領に恨みを買ったのかしら。

マナ

恐らく先代よ。

マナ

今の首領になってから抗争は少なくなった。
先代首領は抗争を起こしまくってたでしょ？多分だけど、自分より影響力のある人間が気に食わなかったんでしょ。

燐

なにそれきっっしょ。
典型的ないじめっ子ね。

メイ

変わって良かったとつくづく思うわ。
まぁ、噂は立ってるけど。

燐

噂？何の？

メイ

…あんまり表立って言えることではないんだけれどね。
先代首領が今の首領に暗殺されたんじゃないかって噂よ。

燐

ふぅん。
まぁマフィアだしあるにはあるでしょ。

メイ

何でそんな楽観的なの？

燐

へぇへぇ。
じゃー、調査は2人に任せるよん。
危険があったら戻ってきて。

メイ

勢い。
まぁハナからそのつもりだけど。

マナ

もう言ってきていい？
久々に散歩したい！

燐

いーよいーよ。私は策出しとくし。

思えば、色んなことがあったなぁ。

あの子達との出会いも急。持ち前の勘の良さが役に立ったよ。お母さんの遺伝だね。

それから、何があったっけ。

泡沫ノ姫《改》

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