蘭
春
この時はまだ気づいていなかった
俺が待ち望んでいた日は二度と来ないことに____
10月
俺はいつものように君に声を掛ける
そこで君の異変に気づければ良かったのに
蘭
蘭
春
蘭
蘭
春
いつもならするはずの小さな寝息が聞こえなかったんだ
君の意識が戻ることはなかった
いつものように綺麗な顔のままはるの一生は終わった
蘭
罪悪感と後悔 自己嫌悪
今までに感じたことの無いぐらい重たい
竜胆
蘭
竜胆
蘭
竜胆
竜胆
蘭
『なんで』
『なんで助けてくれなかったの?』
君の声が聴こえる
君の居なくなった家は空っぽの箱のようだった
俺はあれから一睡もしていないし食事もしていない
いや、寝れないし喉を通らないんだ
寝ようとするといつものように君の声が聞こえる
『はるはずっと苦しかったのに』
『頑張ってたのに』
はるがこんなことを言わないのはわかっているのにそう聞こえてしまうんだ
蘭
蘭
蘭
蘭
蘭
はるが居ないんなら生きている意味が無い
死にたいよ、はる、、、
蘭
『らん!死んじゃダメ!』
『はるはそんなこと思ってないよ!』
蘭
蘭
蘭
シーン
蘭
蘭
蘭
蘭
コメント
10件
主 / 続きめちゃ気になります!! 続きありますか??!それとフォロー失礼しますゝ