主
主
主
主
主
主
主
松野ナホ
松野千冬
突然いないなってしまった父と母のお墓の前
2人で一日中泣いた
松野ナホ
松野千冬
泣きまくった、
松野ナホ
さっきまではまるで
絵の具で塗ったような青い空だったけど
気づいたら
周りはオレンジ色に染まっていた
松野ナホ
松野千冬
松野ナホ
松野千冬
いつもだったら
父も母も揃って元気に「おかえり!」
って言ってくれるのに今日は無い
松野ナホ
松野ナホ
もしかしたら「おかえり」
って帰ってくるかもしれない
そう思ったけれど
あの元気な「おかえり!」が聞けることはもう無い
松野ナホ
そんなことを考えるとまた涙が止まらない
松野ナホ
松野ナホ
1人で叫ぶ
松野千冬
千冬も私を心配そうに眺める
松野ナホ
松野ナホ
松野ナホ
松野千冬
頭のおかしいことを言い始めた私を
泣きながら止める千冬、
松野ナホ
松野千冬
わかってる、
千冬も辛いのは分かってるの、
でも、私お母さんとお父さんが居なきゃ生きていけないの、
松野ナホ
松野千冬
2人とも落ち着いたあとは
さっきとは真逆でとても静かだった
松野千冬
松野ナホ
松野千冬
松野ナホ
松野ナホ
松野千冬
松野ナホ
1人になると更に静かになった
いつもなら賑やかなリビングも
今は外から聞こえてくる車の音だけだった
松野ナホ
当たり前のように毎日呼んでいた
「お父さん」「お母さん」
けど、もう私の人生で呼ぶことは無い
松野ナホ
松野ナホ
亡くなった父と母の写真に問いかける
松野ナホ
深く考えれば考えるほど怖くなる
松野ナホ
いじめも母と父が毎日
「気にするな」
と優しく言ってくれたから耐えれた
でも、
もう父と母はいない
松野ナホ
そんなことばかりを考えていた、
松野ナホ
突然、お父さんとお母さんが幸せなのかが気になった
松野ナホ
父と母との思い出が頭の中でぐるぐる回る
松野ナホ
松野ナホ
幸せな訳ないか、
頭の中でぐるぐる回る思い出には
父と母が私を励ましているところしかなかったからだ
私が失敗ばかりだから
松野ナホ
段々自分でも何が言いたいのかが分からなくなった
松野ナホ
松野ナホ
松野ナホ
松野ナホ
思い出してみると
私にいいところなんてひとつもなかった
きっとこれが虐められた原因なんだな、笑
松野ナホ
松野ナホ
松野ナホ
松野ナホ
松野ナホ
松野ナホ
松野ナホ
松野ナホ
完璧に育てて虐められないようにするね
コメント
15件
ナホちゃん頑張ってたんだね😭