前回のあらすじ (雑:作者の息抜き) あと二年でタヒぬとかもう無理!辛すぎっ!もぉ、500年前に戻れたらなんとかするのに!→あれっ!なんか外にいる!?部屋の中で泣いてたはずなのに、なんで〜!? はい、START
明尚 成
僕は急いで目頭に残った涙を拭い、周りを見渡す
でも、住宅街も何も見当たらない
明尚 成
僕は何をすればいいか分からず、その場に固まってしまった
同刻 side.五い
久々知兵助
尾浜勘右衛門
5年い組の久々知兵助と尾浜勘右衛門 兵助は豆腐ついでに変装用の道具を買いに出ていて、勘右衛門はその手伝いに着いて行っていた。
兵助は目当てのブランド豆腐が買えて満足したのか、勘右衛門と笑顔で談笑しながら歩いている
久々知兵助
眩しく輝く天然スマイル
尾浜勘右衛門
勘右衛門の笑顔はどことなく霞んでいた
2人は最近のことを適当に話しながら道沿いに歩く
尾浜勘右衛門
久々知兵助
ふと、尾浜勘右衛門の足が止まった
尾浜勘右衛門
久々知兵助
兵助が勘右衛門の目線の先へ目をやる
そこには、兵助と瓜二つの少年が居た
珍しい服を着て挙動不審なその姿はかなり目立っている
久々知兵助
尾浜勘右衛門
勘右衛門はその少年の方へ走っていき 俺も後から追った
成side
明尚 成
キョロキョロと周りを見渡していると、誰かがこちらへ走ってきた
丸い毛先の男の人だ
尾浜勘右衛門
男の人は明るい声で僕に話しかけてくる
明尚 成
どうしよう、気付いたらここにいたなんて言っても分かってくれないだろうし、でもそれっぽい理由も思いつかない、、
そう悩んでいると、もう1つ足音が近付いてくる
久々知兵助
その人を見た瞬間、何か既視感を覚えた
明尚 成
尾浜勘右衛門
兵助、、
久々知兵助
いや、違う、そんな訳ない
ありえない
尾浜勘右衛門
突然俯いてブツブツと言い出した成に、2人は心配そうな表情を浮かべる
成はバッと顔を上げ いきなり兵助の方へ詰め寄りジッと見つめた
久々知兵助
兵助はどうすればいいか分からずたじろぐ
成はボソッと呟いた
明尚 成
久々知兵助
もし、僕の予想と希望が当たっていたら
緊張と興奮の混じった声で、彼に聞く
明尚 成
2人
五いの2人は突然兵助の名前を出され 顔を見合わせた
尾浜勘右衛門
久々知兵助
矢羽根で少し会話を交わす
久々知兵助
この答えで、僕の心は大きく跳ねた。
明尚 成
成は大きく息を吸い込み、言った
明尚 成
明尚 成
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