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不良が恋して何が悪い

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不良が恋して何が悪い

4 - 屋上で…。

♥

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2023年10月09日

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スタスタスタスタ((早歩

てかさぁ

あ?

赤は友達作んねーの?

別に友達とかいらなくね?

そーか?

自分を支えてくれる友達って超大事だと思うけどな

あっそ

全員が全員自分を支えてくれるとは限らねーじゃん

裏切るやつがいるんだから

まぁーな

ま、俺は友達なんて作んねーし

へぇ

ぴーんぽーんぱーんぽーん ぴーんぽーんぱーんぽーん ぴーんぽーんぱーんぽーん ぴーんぽーんぱーんぽーん

もう1時間目終わったみたいだな

俺教室戻るわ

じゃ俺もー

ガヤガヤ

やっぱり休み時間はうるせぇな…

まぁ休み時間だからしょうがないべ

んなもんわかってるわ

ごめんごめん笑

がらがら

桃にぃ、

お、青じゃん!

どした?

お話しよ、?ウル

んッ、

…?

赤どした?

何もないッ…、

ちょっと抜けるわッ、

あ、おぅ

タッタッタッタッ((走

ッハァハァ

タッタッタッタッ((走

ッオェビチャビチャ((吐

ハァハァッ…

どうしちゃったんだよ俺ッ…

あの瞬間に何が起きたのかなんて分からない。 気づけばトイレに駆け込んでいた… この変な感情と気持ち悪さが頭の中でぐるぐるとし、俺はまたこのあと何回か吐いていた。

……。

だいぶ落ち着いてきた頃だろう 2時間目が始まるチャイムがうっすらと聞こえてきた。 トイレの中にはスピーカーが無いため、あまり聞こえなかったが間違いなくチャイムの音だ

2時間目も受けれねーじゃん…

はぁ…((溜息

屋上戻ろ…

がちゃ。

屋上に入ると見覚えのあるあいつが居た。 が、そいつの兄は居ないみたいだ…

…。

扉を閉め静かに出ていこうと思ったその時だった。

ね、ねぇちょっとまってよッ((震

ぶるぶると震えながら俺の事を呼び止めるあいつを見ていると、またさっきの記憶が蘇り気持ち悪くなってくる

ッハァ…

な、なにッ…

あ、あのさッ…

なんで僕と仲良くしてくれないの、?

仲良くしないって言ったらしねーんだよッ

そっか、

んッ、ハァ…((乱

大丈夫、?

明らかにさっきよりも体調が悪い… 段々と意識が朦朧としていき、フラフラとする

ッ…

バタッ((倒

っえ、?

だ、大丈夫…?ユサユサ

赤くんが倒れた。 突然の事で僕には理解ができなかった。 心臓がドキドキとし、僕は何も考えられなかった。

ね、ねぇ、

赤くッ?

目の前で倒れている赤くんを見ながら、僕にできる最低限の事を考え続ける 冷静に…冷静に… だかうまく考えがまとまらない。 そんな中考えついたのがただ一つ 保健室へ連れて行く。ということだ これが一番妥当な考えだろう。

っ…

でも体格差的に僕には無理だろう… ひとまず持ち上げてみよう。 赤くんの体に僕の手が触れる 明らかに苦しそうに肩で息をしている グッと腕に力を加えてみる

ん"ッ((持上

赤くんは僕が思っていたよりも軽く、案外簡単に持ち上げられた。このまま保健室へ行こう

……、

赤くんは怖い人だと思っていたけど、顔は意外と可愛らしい顔をしていて、でも男前でもあって。 そんな赤くんを見ているとますます好きになっていく。 心臓のドキドキが止まらない そう、僕は赤くんが好きだ。

コンコン

し、失礼しますッ!

保健室の先生

あら、いらっしゃいニコ

せ、先生っ!

赤くんが、!

保健室の先生

赤さん、?

保健室の先生

あの、不良で有名な?

そうですっ、!

ベッド借ります、!

保健室の先生

えぇ。

よいしょ…((下

んッ、((顔歪

保健室の先生

赤さんはどうしたのかしら

僕にはわかんないんですけど、急に倒れちゃって…

保健室の先生

なるほど、

保健室の先生

一応今は寝てるだけみたいだからそっとしておきましょ、

はい…

保健室の先生

青さんは授業に戻りましょ?

嫌ですッ、

保健室の先生

え、?

赤くんの傍にいます…。

保健室の先生

分かったわ、

不良が恋して何が悪い

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