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無名くん

ハロウィン轟爆です!

無名くん

少しコメディな所がありますので緩く見てってください

無名くん

どーぞー

寮のリビングではみんながゆるく談笑している。

上鳴電気

いやー、やっぱり31日にハロパやりたかったなー!!

上鳴がちょっと残念そうに口にした。

上鳴電気

でもみんな予定あるもんな…ちぇ〜!

それを聞いて轟がぽつり。

轟焦凍

31日はハロウィンなのか…

轟焦凍

あの渋谷でバカ騒ぎするやつだろ?

その横で、爆豪はスマホをいじりながらそっけなく答えた。

爆豪勝己

アホか。その考え古ぃわ…ジジイかよ。

爆豪勝己

もう禁止されてるっつーの。

轟焦凍

お、そうなのか…

轟は爆豪を見て目を細め、心の中でじわじわと妄想が膨らんでいく。

轟焦凍

(…ハロウィンか…)

轟焦凍

(…爆豪にコスプレさせたいな…)

轟焦凍

(そういえば峰田が前…)

峰田実

轟…おいら個人的に…

轟焦凍

お、なんだ?

峰田実

コスプレって…すげぇいい物だと思うんだ。

轟焦凍

…こすぷれ?

轟焦凍

(峰田が真剣な顔で話している…そんなに重要なのか。)

峰田実

そう。コスプレ。

峰田実

やっぱコスプレって…

峰田実

いいんすよね…

峰田実

コスプレセックスとか…めっちゃいいんすよね…

轟焦凍

…そうか。

轟焦凍

…そのこすぷれセックスってやつは良かったのか?

峰田実

…え?

轟焦凍

いや、やったからそうやって語れるんだろ?

峰田実

峰田実

やっぱおいらお前のこと嫌いだ。

轟焦凍

えなんでだ

轟焦凍

(…って前峰田が言ってたな…)

轟焦凍

(要は仮装しながらヤるって事だよな…)

轟焦凍

(峰田があんな真剣な顔で良いって言ってたんだから…爆豪も嬉しいはずだよな。)

轟焦凍

爆豪。

爆豪はスマホから目を離さずに

爆豪勝己

ンだよ。

轟焦凍

コスプレセックスをしよう。

爆豪勝己

爆豪勝己

は?

一瞬にしてリビングが凍りついた。 クラス全員、口をぽかんと開けたまま硬直。

上鳴電気

…お、おまっ、え、何言った!?!?

轟焦凍

…?

轟焦凍

だからコスプレセッ──

耳郎響香

分かってる!それは分かってるから!!

耳郎響香

ここ寮っ!未成年いっぱいいるから!!

轟焦凍

…でも峰田が…

轟のその言葉を聞いた瞬間、女子軍の目線が峰田へ向かう。それは言い表せないほど殺意の籠っている目だ。

峰田実

お、おい轟ぃっ!!

爆豪の顔は真っ赤になり、テーブルをバン!と叩いた。

爆豪勝己

てめぇえええええッ!!!何をみんなの前で言いやがんだああ!!

轟焦凍

轟焦凍

みんなに隠すつもりなんてないだろ。

爆豪勝己

隠すに決まってんだろバカがぁぁっ!!

芦戸三奈

ちょ、ちょっと待って!!

芦戸三奈

轟と爆豪ってやっぱり付き合ってたの!?

切島鋭児郎

お、おおお…俺も薄々思ってたけどマジか…!

緑谷出久

あのかっちゃんと…

上鳴電気

…爆豪が受け…?

爆豪は上鳴の頭をちぎりそうな勢いでガシッと掴む。

爆豪勝己

口裂いてや゛ろうか…??

上鳴電気

…なんでもありません

轟焦凍

…みんな知らなかったのか。

轟焦凍

じゃあちょうど良かったな。

轟は至って冷静に、真顔のまま言い放った。

轟焦凍

爆豪はなんのコスプレがいいんだ?

轟焦凍

俺が決めた方がいいか?

爆豪勝己

勝手に話進めんなド変態が!!!

そこへ、緑谷が何気なく口を挟んだ。

緑谷出久

…かっちゃんは狼とか似合いそうじゃない?

緑谷出久

ほら、小学生の頃、教室でみんなでハロウィンパーティーした時に狼のコスプレしてたじゃん。

一同

「「「……え…?」」」

爆豪勝己

っ…!!それは無理やり着させられただけだ…!!!

緑谷出久

いやいや、僕と一緒にドンキ行って一緒に買ったじゃん。僕はお化けだったけど…

爆豪勝己

…テメェ…

芦戸三奈

えー!?もしかして??意外とイベントとか好き派!?!?

上鳴電気

爆豪のかっちゃんはやっぱりツンデレだね〜!

切島鋭児郎

緑谷!その話もっと詳しく!!

緑谷出久

あ、えぇと…耳としっぽが生えてて凄く可愛──

その瞬間、爆豪はとてつもない速さで爆豪の顔面をガシッと掴み床に叩きつける。

爆豪勝己

…次は…どいつだよ…あ゛ぁ?

緑谷は床に顔を叩きつけられたまま

緑谷出久

…その衣装まだ僕が取ってるよ。

爆豪勝己

ンであるんだよ気持ちわりぃっ!!

轟焦凍

…なんかみんな楽しそうだな。

爆豪勝己

誰のせいだよ…

ちなみに、相澤先生いわく

夜、木に縛られてる峰田を発見したそうだ。

──10月31日、夕方。

寮のリビングはオレンジと紫の飾りで埋め尽くされ、ハロウィンらしいにぎやかな雰囲気。砂糖が作ったお菓子やジュースが机に並んでいた。

ただ、そこに肝心の二人の姿はない。

上鳴電気

なぁ……寮に帰ってきてから、轟と爆豪、リビングに顔出してなくね?

切島鋭児郎

だな。ずっと部屋にいんのかな

芦戸三奈

……元気だね

クラスメイトは察しているように、保護者目線だ。

緑谷出久

…かっちゃん…丸くなったなぁ…

一方──轟の部屋では

爆豪はベッドの端に腰かけ、真っ赤な顔で狼耳カチューシャを押さえていた。

爆豪勝己

〜ッ!!

爆豪勝己

ざけんな…!!なんで俺がこんなもん付けなきゃなんねぇんだよ!!

轟は黒いマントを整えながら、静かに牙を見せて微笑む。

轟焦凍

似合ってるぞ。可愛い。

ゆっくりと近づき、耳の毛並みを整えるふりをして指先をそっと撫でた。

爆豪勝己

…俺が似合わねぇ訳ねぇだろ。

轟はそのまま腰を下ろし、爆豪の隣に座る。

轟焦凍

…トリックorトリートメント

爆豪勝己

…それじゃあイタズラか髪綺麗にするだけの2択だろうが。

呆れたように言いながら、爆豪はポケットから飴玉を取り出し、轟に放り投げる。

轟焦凍

…お菓子持ってんのか…

爆豪勝己

…ンでシュンとしてんだよ…

轟は飴玉を見つめたあと、ゆっくり包み紙を剥き、口に入れる。

ぱきん、と音を立てたあと

轟はそのまま爆豪に唇を重ねた。

爆豪勝己

──っ!? な、っ……

飴の甘さが口の中に広がる。

爆豪が押し返そうとした瞬間、轟の舌がするりと入り込み、飴と一緒に味を分け合った。

爆豪勝己

っ…ん゛っ、ぅ、!

轟は目を細め、甘い味をゆっくり共有するように舌を絡める。

二つの割れた飴が小さく転がり、二人の唇と舌の間を交互する。

轟焦凍

ん …

爆豪勝己

はぁっ、ん、ぁっ、

息できない、甘い、ぼーっとする。

そして、ようやく唇が離れた。

爆豪は荒い息を吐き、真っ赤な顔で轟を睨みつける。

爆豪勝己

っ、はぁっ…

爆豪勝己

テメェ…何勝手に舌までいれてんだよ…!!

耳まで真っ赤にして俯く爆豪。その横で、轟も同じように顔を赤らめていた。

しかし、その赤みは爆豪とは別の理由だった。

轟焦凍

…もっと触れたい。

次の瞬間、轟はベッドに座る爆豪の肩をぐっと押していた。

爆豪勝己

はっ、おま、ちょっ…!

そのまま爆豪はベッドに押し倒される。

轟焦凍

…悪ぃ、我慢、できない。

短く、それだけを告げて爆豪の手首を掴む。

爆豪は全力で睨み返そうとするが、顔は真っ赤で声が震えていた。

爆豪勝己

っ…ば、ばか…勝手に──

轟は返事を待たず、再び唇を重ねる。

さっきよりも深く、強く。舌が触れ合い、甘さと熱が混ざり合った。

爆豪勝己

っぅ、はぁっ…!

シーツを掴む手に力が入る。

轟の手がそっと爆豪の頬に触れ、赤面の肌を撫でる。

轟焦凍

…勝己、

轟焦凍

もっと気持ちよくさせたい。

爆豪勝己

何言って…!

轟はゆっくり爆豪の首筋に顔を寄せ、牙を軽くあてる。

爆豪勝己

っぁ゛っ 、 !

ビクッとし、息が漏れる

轟焦凍

…やっぱり、狼は吸血鬼に弱いらしい。

爆豪勝己

なわけねぇだろっ…、!誰がそんなの決めやがった…!!

轟は笑みを浮かべ、爆豪の耳元に熱い吐息を落とす。

轟焦凍

…俺が決めた。

爆豪勝己

っ…

──1時間後──

ベッドの上は乱れて、シーツがぐしゃぐしゃになっていた。

爆豪勝己

っ、はぁッ//

轟焦凍

っ…爆豪…、

グチュッ 、 ズチュッ 、 !

部屋にはランタンの光と、爆豪の喘ぎ声と、濡れた音だけが静かに響いていた。

爆豪勝己

や゛ ぁ ッ 、 ! また ッ 、 イぐ ッ ♡

轟焦凍

イけ 。 狼なら もっと 吠えろ …、!

爆豪勝己

ッ 〜〜〜〜 ♡♡

何回絶頂に達しただろうか。

轟は爆豪を離す気配すらない。

爆豪勝己

イ゛ ッ でる から゛ ァ ッ !♡

轟焦凍

知ってる … っ、 キツイな 、 ♡

轟は爆豪の首の後ろに牙を立ててガブリと噛み付く。

爆豪勝己

ッ 、 // ア゛ ーッ ♡

轟焦凍

…ふー っ 、 そろそろ中出すぞ … 、!

轟の腰はさっきよりも早く動いて更に爆豪の奥深くを突き進む。

爆豪勝己

ら゛、めっ、!♡

轟焦凍

爆豪ッ、 ♡ 好きだ …大好きだ 、 !

ベッドが大きく軋む。

爆豪の体にどんどん噛み跡が増えていく。

轟焦凍

爆豪 … ! 出すぞ っ 、!!

爆豪勝己

あ゛ッ 、 ♡ う゛ぁッ ♡
轟 ッ ♡♡

ドクンッ

轟焦凍

ッ … 、 !

爆豪勝己

゛〜〜〜〜 ッ ♡♡♡

そしてやっと轟の腰が止まる。

爆豪勝己

はぁーッ 、 う 、 ァ ッ ///

轟焦凍

はぁっ 、 はぁ…

轟と爆豪共に余韻タイム。荒い息遣いが部屋に響く。

爆豪勝己

はぁっ … はぁーっ 、

爆豪勝己

… はや゛く … 抜け っ 、

爆豪の声は掠れている。

轟焦凍

…そうだな …、 悪ぃ 。

轟焦凍

激しくしすぎた。

爆豪勝己

… ちッ 、

轟が爆豪の中から抜けると同時に、爆豪の穴からは沢山の精液が流れ出す。

爆豪勝己

っ 、 …

ただ羞恥に震えながら、シーツをぎゅっと握りしめる爆豪。

轟焦凍

… 可愛かったぞ。

轟焦凍

風呂 、 入ろう …

──翌朝。

寮の食堂には、パンの焼ける香りとスクランブルエッグの匂いが広がっていた。

リビングでは、すでに数人のクラスメイトが朝食を取っている。

そんな中、2人揃って現れたのはマフラーを付けている爆豪ととても嬉しそうなオーラが滲み出ている轟だった。

爆豪勝己

轟焦凍

轟焦凍

…爆豪 、 なんでマフラー付けるんだ?

爆豪勝己

…テメェが聞くのかよ 。

轟焦凍

… ?

爆豪勝己

( …こいつ… 本当に無自覚だな …)

爆豪勝己

…さみぃから 。

轟焦凍

… まだ 11月の 1日 だぞ …?

轟焦凍

それとも 昨日 …

爆豪は轟の口を乱暴に塞ぐ。

爆豪勝己

…それ以上 喋ったら 、 ぶっ殺す 。

轟焦凍

… 昨日は 良かったな 。 後で峰田にも お礼を言う 。

爆豪勝己

…テメェ…

上鳴電気

ひゅーひゅーっ!!

緑谷出久

… すごいな ぁ 、 あの かっちゃん を…

切島鋭児郎

おめでたいぜ ! (?)爆豪 !

芦戸三奈

ちょっと生々しい けど カップル爆誕おめ 〜!

耳郎響香

お 、 おめでとう … ?

爆豪勝己

こいつらの前で言うなや轟ぃっ!!!!

余談 。

 ︎︎

 ︎︎

耳郎響香

( そうだ ! 轟 と 爆豪 の会話盗み聞きしちゃおっかな 〜 !!)

耳郎は適当に床に自分のイヤホンプラグを刺す。

爆豪勝己

あ゛っ 、 ア゛ぅ゛ッ ! ♡ 轟ッ ♡♡

轟焦凍

爆豪 ッ 、 可愛い 、 //

爆豪勝己

イ゛ッちゃうッ ♡
イグッ ♡//

轟焦凍

イけ ッ 、! ♡

耳郎響香

耳郎は静かに自分の個性をしまう。

耳郎響香

やっぱり、盗み聞きって良くないな。

その日から彼女は寮では一切個性を使わなくなったとさ。

この作品はいかがでしたか?

200

コメント

10

ユーザー

墓に🪦入りました⭐️

ユーザー

フォロー失礼致します!!!!!!!!!!!!!!!!!

ユーザー

続き見たい・:*+.\(( °ω° ))/.:+!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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