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【フォロワー様500人突破記念参加型】天神 希さん〈完結済み〉

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【フォロワー様500人突破記念参加型】天神 希さん〈完結済み〉

3 - 【フォロワー様500人突破記念参加型】天神 希さん(エピローグ編)

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2021年01月24日

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⚠️注意⚠️ ※キャラ崩壊してます※ ※一応小学生が書いた文章なので、所々おかしかったりするかも※ ※今回結構色々おかしいんで気をつけて※

今回も天神 希(あまがみ のぞむ)さんのお話(エピローグ編)です。

今回ので終わります。それではどうぞ。

「ぶっ殺してやる」

そう言った途端、悪魔はゾムに攻撃を仕掛けた。

(で、でも、さっきゾムさんが触れられなかったってことは、

相手もまたゾムさんに攻撃が当たらないんじゃ……?)

そう思っていると、悪魔の気配がさっきよりもずっと濃くなっていき、

突風を真正面から受けたような、不思議な感覚を覚えた。

(な、何これ……)

ドレカヴァク

僕は人間の体を持ちながら、さらに悪魔の力も持っているんだよ?

ドレカヴァク

簡単に透明になったり戻ったり出来るんだっ

(え、そんなのチートじゃん……)

ゾム

そうか

ゾム

どうも、ご説明ありがとうな

ドレカヴァク

どういたしまして

ドレカヴァクは、一歩も動かないという戦闘スタイルを見せて、

怪しい笑みを浮かべている。

ゾム

……あっぶねぇ

間一髪のところで、ゾムは攻撃を掻い潜る。

しかし、どうしてもナイフは彼の体に当たらない。

(どうしよう……)

(私が行くべきかな……?)

………と、

ドレカヴァク

ん〜

ドレカヴァク

やっぱりゾムは強いなぁ

ドレカヴァク

というか、ゾムは僕をどうする気?

ドレカヴァク

このまま体力が尽きるまでずっと殺り合い続ける?

ゾム

ゾム

いや……

ドレカヴァク

ドレカヴァク

いや?

ゾム

ゾム

俺はお前を止めるぞ

ゾム

絶対に、な

—数年前—

コーンッと高い音がして、

木の枝が弧を描いて宙を舞った。

ドレカヴァク

くっそ……

ドレカヴァク

次は絶対に負けない…!

ゾム

おん、また勝負しような!

握っていた枝をその辺に放って、

僕は彼に笑みを向けた。

ドレカヴァク

……ゾムはいいよねぇ

ゾム

ん?何が?

ドレカヴァク

この前、子供なのに国の兵士にスカウトされたんでしょ?

ゾム

あぁ、あれなぁ

ゾム

まぁ、断って来たけどな

ドレカヴァク

折角スカウトされたのに、なんで断っちゃったの?

ゾム

それはな…

ゾム

僕は将来、この国じゃなくて、

ゾム

外の世界に出て、自分の国を作ろうと思ってるんからなんや!

ドレカヴァク

へぇ…!

ドレカヴァク

ゾムは強いし、きっと自分の国も作れるよ…!

ドレカヴァク

ドレカヴァク

でも……

ドレカヴァク

比べて僕は体…弱いし…

ドレカヴァク

ちょっと熱を出しただけで症状は酷いし……

ドレカヴァク

自分で自分の身を守れない……

ドレカヴァク

もしもゾムが国を作っても、

ドレカヴァク

僕は、見に行けないかもしれないね……

ゾム

ゾム

そんなこと言うなって

ゾム

僕はおまえと戦うの好きやし楽しいし

ゾム

ゾム

それにさ、

ゾム

おまえがこれからも弱いままで、

ゾム

僕の国を見に来れないことがあったとしたらさ

僕が————————。

ドレカヴァク

ドレカヴァク

えっ……?

ゾム

忘れてはないやろ?

ゾム

昔のこと

ドレカヴァク

うん、勿論忘れてないよ?

ゾム

ゾム

なら、

ゾム

どうして?

ゾム

どうして

ゾム

おまえはおかしくなったんや…?

ゾム

俺は、脅威って言われたり、頭おかしいって言われることもある

ゾム

けど

ゾム

おまえは、そういうのとは違う

ゾム

ゾム

もう、昔のおまえはどこにもおらんのか…?

ゾム

誰がおまえを変えたんや…?

ドレカヴァク

分かってないの?

ドレカヴァク

ゾム、君だよ

ゾム

えっ…?

ドレカヴァク

全部君のせいだよ

ドレカヴァク

君が僕をおかしくしたんだ

ドレカヴァク

ドレカヴァク

僕はもう戻れないから

カァーンと刃物が擦れた音がして、

手に持っていたナイフが弧を描いて宙を舞った。

ドレカヴァク

さよなら、ゾム

光を帯びた刃が、頭上で煌めいたのが視界の端に映った。

ゾムさんを俺の前で殺す気ですか?

ゾム

ゾム

………?

ゾム

……の、希!?

目に映ったのは、

ドレカヴァクの攻撃を片手で止める希の姿だった。

ゾム

(ていうか、なんで希……)

ゾム

(……あいつに触れるんだ!?)

ドレカヴァク

………えぇっ!?

ドレカヴァク

なんで僕に触れるの…?

……ふざけた真似はやめろ

おまえは俺が殺してやる

……覚悟はいいか?

普段は大人しいのに、怒るとバリ怖いと評判の少女——天神 希。

W軍の中でも有名であり、

『W軍 怒らせるとヤバいランキング』の上位に必ず入る。

ゾムさんを、俺の大切な人を、

こんなところで死なせたりはしない

ドレカヴァク

なんだよ……

ドレカヴァク

こんなの聞いてないって

ドレカヴァク

あいつは、

ドレカヴァク

悪魔は、

ドレカヴァク

「おまえに触れられる人間はいない、おまえこそが最強だ」

ドレカヴァク

そう言っていた

ドレカヴァク

それも全部、嘘だったっていうの?

ドレカヴァク

僕は悪魔に騙されていたの?

ドレカヴァク

ふざけないでよ…

ドレカヴァク

こんなところで僕死んじゃうの…?

サラ

な、何これ…!

駆け込んできたのは、残りのゾム部隊。

サラ

一体どうなってるの…?

サラ

サラ

あ、希…!

サラ

一体何が……

おらぁっ……!

ドレカヴァク

……っ

ドレカヴァク

……痛いっ

サラ

ちょっと希!

サラ

どうしたっていうの…!?

さ、サラ……?

サラ

えぇ、あの小さい子は誰…?

あれは敵……

さっきゾムさんを殺そうとしてた…

サラ

こ、殺す…!?

サラ

サラ

わ、分かった

サラ

私も一緒に戦うわ

…うん

気がついた頃には、ドレカヴァクはもう瀕死だった。

壁に体を擦りよせ、前髪の間から精気のない目でこちらを見上げている。

ゾム

待て…二人とも……

背後で声がした。

ぞ、ゾムさん…?

ゾム

とどめは僕が刺すから

…分かりました、気をつけて下さいね

ゾム

おん、分かっとる

ゾムさんは悪魔に近づいて、正面からまじまじとその顔を見つめた。

ゾム

なぁ、覚えてるか?

ゾム

おまえ、俺が国を作ったら見に来るって言ってたよな

ドレカヴァク

ドレカヴァク

うっ、うん……

ゾム

まぁ俺は自分で国を作るのはやめて、

ゾム

とある人の元についたけれど……

ゾム

その後にさ、

ゾム

言ったこと

「もしおまえがこれからも弱いままで、

僕の国を見に来れないことがあったとしたらさ、

僕がおまえの—————。」

ゾム

って

ゾム

ゾム

……でもごめん

ゾム

約束、破ってしまいそうや…

ゾム

……ほんまにごめんな

ドレカヴァク

………っ

ドレカヴァク

……早く、早く

ドレカヴァク

とどめを刺しなよ

ゾム

ゾム

あぁ……

彼は、最後まで僕を守ってくれました。

あのナイフで、僕を守ってくれました。

……悪魔の呪いから。

こんにちは

私は魂の管理者

あなたを黄泉の国へ導きます

あなたの人生は、どうでしたか?

僕の人生は……

嫌なことでいっぱいだったけれど、

幸せでした。

そうですか、それは良かった

それでは、この世界にさようならを

ゾム、

バイバイ。

ドレカヴァク

でも……

ドレカヴァク

比べて僕は体…弱いし…

ドレカヴァク

ちょっと熱を出しただけで症状は酷いし……

ドレカヴァク

自分で自分の身を守れない……

ドレカヴァク

もしもゾムが国を作っても、

ドレカヴァク

僕は、見に行けないかもしれないね……

ゾム

ゾム

そんなこと言うなって

ゾム

僕はおまえと戦うの好きやし楽しいし

ゾム

ゾム

おまえがこれからも弱いままで、

ゾム

僕の国を見に来れないことがあったとしたらさ

ゾム

ゾム

僕がおまえの盾となって、

ゾム

ずっとずっと守り続けるから
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