“人は恋をすると、他の物事などが全く考えられなくなる。つまり、恋は盲目だ。” 高校3年生、受験生真っ只中の大松琴葉は、同じクラスの加賀広瀬に恋に落ちてしまう。 広瀬は琴葉と仲が良く、広瀬と話す女子の中で琴葉は一番仲が良い女子と言っても誤りではなかった。 しかし、結局2人の恋は実らなかった。 あの出来事さえ起こらなければ実っていたのかもしれない。 そう、あの出来事さえ。
琴葉
約1年前
琴葉
琴葉は頭上にあるアラームを少し強めの力で叩く。
琴葉
琴葉は休日と思いながらも片方の目だけを細く開き、スマホで日付を確認する。
琴葉
一瞬、脳の思考が停止する。そしてそこから、今日が新学期だった事を思い出す。
琴葉
琴葉はベッドから飛び起きて、階段を大急ぎで駆け走り、洗面所に向かい、急いで顔を洗う。
琴葉
琴葉は必死に昨日の行動を思い出す。
琴葉
洗面所の時計は、7時42分を示していた。
琴葉
母が洗面所から顔を出す。
母
琴葉
母
琴葉
母
琴葉
琴葉は洗面所で身だしなみを終えると、急いで玄関に向かう。
琴葉
琴葉はお弁当と荷物を持ち、ドアを開けた。
母
To be a continued (続く)
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あっこれ好きだ フォローしました (๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋