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優華
今日こそは告白したいなー
優姫
まーた恍先輩の事考えてるのー？
優華
だって…あんな優しくて
爽やかでイケメンな先輩を思わない人なんて居る？
爽やかでイケメンな先輩を思わない人なんて居る？
優姫
まぁ居るっちゃ居るっしょ
優華
え、誰？
優姫
ほら。あのダサくて
有名な佳子ちゃん
とか？
有名な佳子ちゃん
とか？
優華
あー…恋愛に興味無さそう…
優華
と、言いたいとこだけど
あの本見てよ
あの本見てよ
優姫
げっ…恋愛本読んでるし…
優姫
興味はあるんだね
優華
見てよ。一摩の事じーっ…て見てる
佳子
|ω・｀)ﾁﾗｯ
優華
うわっ…こっち見てきた
優華
（一摩のこと好きじゃないけどいくらなんでも幼馴染が狙われるのは少しいや…
特にあのダサい佳子ちゃんに………）
特にあのダサい佳子ちゃんに………）
一摩
優華ー
優華
あっ、何？
一摩
ここの計算式教えて
優華
はぁ？こんなんも
分からないって…
分からないって…
一摩
だってあの先生声ちっせーから後ろには聞こえねーんだよ
優華
んまぁそっかー…
優華
分かったよ。教えてあげる
一摩
よっしゃー
優華
これはねー…
こうやって、計算するとわかりやすいよ
こうやって、計算するとわかりやすいよ
一摩
んーと…これがこうなって…
一摩
お！これか！
優華
そう！
一摩
よし！ありがと！
ポンポン
優華
（わっ…お、大きい手で
頭ポンポンされた…
いくらなんでも反則……）
頭ポンポンされた…
いくらなんでも反則……）
優姫
何顔赤らめてんの？
お昼食べいこーよ！
お昼食べいこーよ！
優華
あっうん！
優華
うわー混んでる
優姫
優華
優華
ん？
優姫
前の背中誰だと思う？
優華
えっ…誰って…
優華
ふひゃっ！
恍先輩
うわっ
優華
あっ…ごめんなさい…
恍先輩
う、うん…
優姫
「小声」良かったね…♪
優華
う、うるさいっ
佐奈
あっ！恍！
恍先輩
佐奈か…
佐奈
何食べるのー？
恍先輩
いつものだけど…
佐奈
またメロンパン食べんのー？ほんっと子供だよね！
佐奈
チラッ
優華
……………
優華
（恍先輩。彼女いたんですか？）
優華
（だったら私今まで
何してきたんですか…）
何してきたんですか…）
優華
（明日から頑張りますから）
優姫
優華！
優華
んぇっ…？
優姫
何食べるの？
優華
あ、えっと
メロンパン！
メロンパン！
優姫
OK！
優華
（同じ物食べれば
少しは相性合うかもしれない………）
少しは相性合うかもしれない………）
優華
ん～やっぱりメロンパン美味し～♪
一摩
1口ちょーだい
優華
あっ！
一摩
んっま！
優華
も～！
一摩
へへへっ
一摩
ほらよ
優華
？？
一摩
誕プレ
優華
えっ…？
優華
明日なんだけど？
一摩
明日俺旅行くから
渡せられないんだよ
渡せられないんだよ
優華
そ、そうなの！？
高校休む？
高校休む？
一摩
おう
優華
ずる～
放課後
教室の窓から空を見上げる 優華
優華
空綺麗～♪
優華
あっあれは！
恍先輩
ははは！
佐奈
あはは！
優華
（二階の窓からじゃよく見えないけどあれ恍先輩と
佐奈先輩だよね……）
佐奈先輩だよね……）
優華
（やっぱ付き合ってるのかな）
翌日
優華
（今日も教室の窓から
校庭をみちゃう…）
校庭をみちゃう…）
優華
（あっ！恍先輩1人！）
優華
恍先輩！！
恍先輩
（あっ…後輩の優華ちゃん…）
優華
お、おはようございます！
恍先輩
おはよ！
優華
（へ、返事返された！
う、嬉しい……）
う、嬉しい……）
恍先輩
優華ちゃんだよね！
優華
は、はい！
恍先輩
この後屋上来てもらえる？
優華
（えっ…なんだろう）
優華
（付きまとうなって言われるのかな……）
優華
わ、分かりました……！！
屋上
優華
まだ来てない…
恍先輩
優華ちゃん！
優華
恍先輩！
恍先輩
あのさ俺優華ちゃんを
バスケ部で見てから
なんつーか……
バスケ部で見てから
なんつーか……
恍先輩
好きになったんだ
優華
（えっ……！？うそっ…）
恍先輩
だから俺と付き合って欲しい
優華
あっ…うっ…わっ…
優華
わっ、私でよければ！
恍先輩
優華じゃないとやだ…
優華
（わっ…あ、ほんのり甘い唇で唇にキスされた…）
恍先輩
今日からよろしくね
優華
は、はい！
学校裏
恍先輩
まじであの女キモイw
拓真
何？付き合い始めたの？
恍先輩
まぁなwでも
経験とか無さそうだし
使えなさそーw
経験とか無さそうだし
使えなさそーw
恍先輩
前の女の方がいいわw
拓真
今度顔みてみよーw
優華
…………
優華
（目から水が出てる…
溢れてきて…止まんない…）
溢れてきて…止まんない…）
優華
（誰か助けて…）
優華
（胸が苦しいよ…）
一摩
もう泣かなくていい
優華
えっ…一摩…
なんでいるの…？
なんでいるの…？
一摩
お前が苦しんでる気がして
帰ってきた
帰ってきた
一摩
そしたらこれだ
優華
…………ありがとう…
一摩
まってろよ
一摩
おいお前ら
恍先輩
あ？なんだよ
一摩
女の心も知らねーくせに
ようそんなクソなこと言ってられんな
ようそんなクソなこと言ってられんな
一摩
俺知ってるから
恍先輩
なにをw
一摩
恍先輩が
クズすぎて女は
お前を振ってるってことを
クズすぎて女は
お前を振ってるってことを
恍先輩
……は？舐めてんのか？
一摩
いいよ。言い訳はw
証拠あるんですからw
証拠あるんですからw
恍先輩
見せろよ
一摩
このボイス聞けばイチコロですね……
ボイス
佐奈
ねぇ恍
もう別れる
もう別れる
恍先輩
は？なんで？
佐奈
あんた優華って言うやつと
付き合ってんでしょ？
付き合ってんでしょ？
恍先輩
あーあんなクズつまんねーから
別れたよ
別れたよ
佐奈
優華ちゃんが可哀想
あんたが1番のクズだから
さようなら、
あんたが1番のクズだから
さようなら、
恍先輩
お、おい！待てよ！
終わり
一摩
どうですか？
恍先輩
てめぇ調子乗ってんじゃねぇぞ！
一摩
お前みたいなクズに負けるヤツなんていねぇよ！
優華
やめて！一摩！
もういいよ！
もういいよ！
一摩
なんで…！
優華
一摩が優しいってことはわかったし恍先輩がクズ人間ってこともわかったから！
一摩
っ…………！
優華
一摩のこと好きになったよ…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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