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3件
( *¯ ꒳¯*)✨神やった そして、( ˙꒳˙ )ノヨッ(間違ってたらすいません)
主
主
主
主
主
主
主
絵里香
私の名前は絵里香。 ごく普通の中学1年生だ
私には場地 圭介という兄がいる。 お兄ちゃんは不良で、毎日私が学校から帰ってくる時間はいない
絵里香
オレンジジュースを冷蔵庫から取り出して1口飲んだ
誰もいない、静かな家。 昔からだったから、慣れてはいるのであるが、少し寂しい気持ちではあった
絵里香
寂しかった原因はお兄ちゃんだった。 私は昔から、お兄ちゃんが好きだったからだ。 でもそれは恋愛的な意味ではなく、兄弟としてという意味だ
お兄ちゃんは小さい頃から仲良くしてくれたし、とにかく優しかった
周りからは顔が似ていないだとか 本当に兄弟なのかとか そんな悪口も絶えなかったけど、その度に
場地 圭介 (幼少期)
といって、優しく微笑み、撫でてくれるお兄ちゃんがずっと好きだった
何度も、お兄ちゃんの妹でよかったと思っていたのだ……
絵里香
1人で呟いては、少し微笑んだのだった
数年後 私は18になった
お兄ちゃんは19歳…昔に比べて随分大人な顔になっていた
でも、私たち兄弟の関係は崩れているわけではなく、むしろ良くなっていた
絵里香
リビングから、2階のお兄ちゃんの部屋に呼びかける。 あの後、色々あって昔のアパートから引っ越したのだ。
場地 圭介
お兄ちゃんはそう言って、部屋から出てきた。 兄弟とはいえ、お兄ちゃんが大人っぽくなって、少しドキドキする
絵里香
場地 圭介
そう言って、お兄ちゃんは階段で1階に降りてきた
リビングで私たち4人は集まった。 話し始めている訳でもないのに、少し重たい空気を感じる
絵里香
お母さん
お父さん
私はゴクリと唾を飲んだ 嫌な予感がしたからだ
絵里香
思わず聞いた
場地 圭介
お兄ちゃんは神妙そうな顔をして、黙っている
お母さん
お母さん
絵里香
主