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ねね
ねね
ねね
ツッコミ担当A【葵】
ねね
ツッコミ担当A【葵】
ねね
ねね
ツッコミ担当A【葵】
ねね
満開の桜の下。月明かりに照らされている鋼子と模手溜の人影。
もてる
模手溜は真剣な眼差しを真っ直ぐに鋼子に向ける。鋼子は頰を赤らめ、瞳に涙を溜めながら笑いながら言った。
鋼子
二人はいつまでも抱きしめあった。月明かりと満開の桜に祝福されながら…
END
カーテンの隙間からは月明かりが漏れていた。真っ暗な部屋を照らしているのはテレビの光。そのテレビの画面いっぱいにENDという文字がゆっくりと現れた。その瞬間一人の青年…蓮斗は喜びの笑顔になった。
蓮斗
蓮斗はコントローラを叫んだ。時刻は午前2時。そんな事も忘れ叫んだ。いや…叫ばずにはいられなかった…という方が正しいだろう。
蓮斗
勝利を噛み締めながら高らかに拳を突き上げた。
蓮斗
過去を振り返りながら、1人ブツブツと苦労を語り始めた。
蓮斗
そう言いながらスマホを取り出し電話をかける。わずか1コールで繋がった。
鉄南
眠そうな声で応えたのは、蓮斗の親友鉄南だった。
蓮斗
興奮気味に言うと鉄南は、眠気が吹っ飛んだのか驚きの声が聞こえた。
鉄南
蓮斗
少しという言葉を強調しながらドヤ顔しながら言った。
鉄南
悔しそうな口調で舌打ちをした。そうこのラヴヘブは蓮斗の親友鉄南が作った開発途中の試作品でお試しで蓮斗にプレイさせたのだ。蓮斗は、全乙女ゲームを夢想しており乙女ゲームの真髄まで熟知しているのである。だから鉄南はいつかギャフンとかましてやりたい一心で様々な乙女ゲームを作り続けているのであった。…が、そのおかげでゲームを作る技術がどんどん上手くなり、作ったゲームをネットに上げたらとても高評で大手ゲーム会社が目を付け、晴れて最年少の正社員になったのだ。
蓮斗
鉄南
蓮斗
そう言うと、電話越しで蓮斗が大笑いをした
蓮斗
笑いが落ち着くのを待ち、ようやく鉄南が言った。
鉄南
その言葉を聞き蓮斗は呆れながら言った。
蓮斗
鉄南
呆れた声で鉄南は言う。
蓮斗
鉄南
…当たり前だ……もう逃げられねーよ… 蓮斗は一人心のなかで呟いた。