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この物語は6番さん病み物語です。 ご本人様とは一切関係ありません。
明らかにいつもと違う彼の姿。 おそらく、いや間違いなく彼の身に何かあったのだろう。 かといって、体調不良のようには見えなかったし見た目以外気になるところは無かった。 ただ1つ、彼の言ったあの言葉。
『バイバイ』を除けて。
彼はいつもまたね。と言って去るのがお決まりだ。 だからバイバイと言うのに違和感を感じた。 もう会わないかのような、不思議な感じ、怖くて仕方がなかった。
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俺が1番恐れていた言葉。消えてしまわないか。 正直怖かった。あにきなら、彼ならやりかねない。
しばらくの沈黙の中、発言したのは青色の彼だった。
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震えているみんなを、この中の最年長として安心させたかったのだろう。 しかし、彼の声も震えていて説得力がなかった。
早く、彼に会いたい。 安心したい。 そう思いみんなで黙り合った。
会議を抜け出してしまった。 自分の都合が悪くなったから、と。 ただの逃げだ。かっこ悪い。
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“あの”メッセージが頭に過ぎる。 見つけてしまった瞬間はそんな訳ない、と思っていたが今は違う。 確かに。と納得してしまっている。 みんな忙しい中やっと集まれた日だったのに俺のせいで潰してしまった。
ほんまに迷惑、死んだらいいのに、 メンバーもそう思っているのだろう。 迷惑かけた分、薬を手に取った。
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最悪な事を口に出してしまった。 薬を飲んでネガティブモードに入っているのだろうか。
あんなに愛してたメンバーにも、リスナーにも嘘吐きだと思われて幻滅されているはずだ。 もう、こんな醜い姿からなくなりたい。消えてしまいたい。
そして俺はある場所の屋上に向かった。 全ての区切りをつけるために―
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早く続きが見たい!