TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)

明日香からの鬼lineに

返事を送ると

どちらからともなく

ベッドに倒れこんで

シン

……湊さん。チュッ

シン

チュッ……チュッ……チュッ

湊さん

……ンッ

シン

……湊さん、……かわいい

おでこ、頬、首筋、鎖骨

シンから

キスの雨が降ってくる

シン

……ここも

胸の突起を撫でられて

湊さん

……シン、くすぐったい

シン

くすぐったいだけですか?

湊さん

……きもちいい、けど

湊さん

……もっと、強く

湊さん

……触って

シン

チュッ

シン

ペロペロ(湊さんの顔を見つめながら)

シン

チュー

シンに触れられて

ぷっくりしてきた場所を

舐められ、吸われて

湊さん

……アッ……ンッ

湊さん

(……声我慢できない)

湊さん

(手で顔を隠しながらそっぽを向く)

シン

……湊さん、顔隠さないでください。

湊さん

……むり。

シン

……

顔を隠していた手を

恋人つなぎで繋がれ

ベッドに押さえつけられて

シン

……ちゃんと見せてください。

シン

……湊さんの感じてる顔

湊さん

……

シン

チュッ

何度もキスをしながら

俺と手をつないでいない方の手は

わき腹を撫でながら

下へと伸びていって

熱く芯を持ち始めた場所を

撫で始める。

……それは

あまりにもどかしくて

湊さん

……直接触って

湊さん

…俺も、……お前の触りたい

シン

……早く触って、湊さん。

それから

お互いに触りあって

シン

……湊さん、ここ触ってもいいですか?

シンと繋がるために

ほぐす必要がある場所を

撫でてきて

湊さん

……いいよ。

湊さん

……触って。

でもシンは

入り口を撫でるばかりで

そこから先へは

……進んでこなくて

湊さん

……シン?

シン

……俺、こういうことするの

シン

初めてで

シン

……湊さんのこと傷つけたくないし

シン

……怖がらせたくない。

シン

……俺とこういうことするの

シン

……嫌だなって

シン

……思われたくない。

シン

……だから、教えてください。

シン

……湊さんがきもちいいって

シン

思うところ

湊さん

(……なんで、そんな不安そうな顔してるんだ)

おでことおでこをくっつけて

シンと手をつなぎながら

湊さん

……俺は、もし今日うまくいかなくても

湊さん

お前のこと嫌いになったりしねぇよ。

湊さん

だから

湊さん

……安心しろ。

シン

……湊さん。

俺は、シンにくっつけていたおでこと

繋いでいた手を離して

湊さん

……サイドテーブルの引き出しにローション入ってるから

湊さん

……使って。

シン

……はい。

湊さん

……ゆっくり指入れて、

湊さん

……まず、1本な。

シン

……痛くないですか?

湊さん

……大丈夫だから

湊さん

奥まで入れて

湊さん

……腹側の膨らんでるとこ

湊さん

……探して

ある場所をシンの指が触れたとき

気持ちよすぎて

シンにしがみ付いていた

湊さん

ア゙ァッ

シン

……ここですか?

シン

……湊さんここ、きもちいい?

湊さん

……コクン(無言でうなずく)

湊さん

……あとは自分で探せ

湊さん

……俺は、お前に触れられて

湊さん

……嫌なとこなんてないから

それから

執拗なくらいに

中を慣らされて

湊さん

……もう十分だから

シン

……でも、まだ

渋るシンを抱き寄せて

その耳元に囁く

湊さん

……早く、

湊さん

……俺をお前のものにしろよ

シン

……

俺を見つめる瞳には

欲情がにじんでいて

シン

……すみません、湊さん。

シン

先に謝っておきます。

湊さん

シンは俺の脚を

大きく開かせると

熱くそそり立つそれを

俺に勢いよく突き込んできて。

俺は、声にならない快感に

背中をしならせる。

湊さん

――――――――ッ!

湊さん

……お前

湊さん

……いきなり

シン

……湊さんが俺を煽るから。

シン

……すみません。

シン

……痛くありませんでしたか?

湊さん

……痛くはねぇよ。

湊さん

(ムスッと頬を膨らませたかと思えば、)

湊さん

(心配そうに俺を見つめてきたり)

湊さん

(……ほんと可愛い奴だよ、お前は)

シン

……本当ですか?

シン

俺、少し馴染むまで動きませんから。

シン

その間、キスしていいですか?

湊さん

いちいち聞くな。

湊さん

……お前の好きにしていいから。

シン

チュッ

シン

……湊さん可愛い。

湊さん

……

シン

……俺、今すごく幸せです。

シン

これ、夢じゃないですよね?

湊さん

……こんなお前に都合のいい夢

湊さん

あってたまるか!

湊さん

……お前今、俺の中にいんだろうが。

シン

湊さんが俺の上に乗ってくれれば

シン

信じられるかもしれません。

湊さん

……お前、調子に乗んな!

シン

湊さんが言ったんじゃないですか。

シン

俺の好きにしていいって。

湊さん

……

湊さん

……分かったよ。

シン

……って

シン

なんで俺に背を向けるんですか!

湊さん

……お前は向きまでは言わなかったんだから

湊さん

どっち向いていようと

湊さん

俺の勝手だろうが。

シン

……

人差し指で俺の背中を撫でながら

シン

湊さんの綺麗な背中も、

シン

可愛いお尻も

シン

見られるのは嬉しいんですけど、

シン

やっぱり俺は、

シン

湊さんの感じてる顔が見たいんです!

湊さん

……やだ。

湊さん

(……そんな顔、恥ずかしすぎて)

湊さん

(……見せられるか!)

シン

…湊さんがそういう態度とるなら

湊さん

ちょっ、シン

湊さん

勝手に動くな

湊さん

(しかも、俺の感じるとこばかり)

湊さん

(攻めてきやがって)

湊さん

(……もう、むり)

自分の体重を支えきれなくなった俺は

後ろに倒れこんで

シン

クスッ

シンの方に顔を向けさせられて

シン

やっと俺に

シン

顔を見せてくれましたね。

シン

……湊さん、……かわいい。

シン

チュッ

湊さん

(……だから嫌だったんだ)

湊さん

(……俺は今、)

湊さん

(……シンのことが)

湊さん

(もっと欲しくてたまらないって)

湊さん

(そんな顔してるはずだから)

シン

チュッ……チュッ

キスをしながら

攻められて

湊さん

(……気持ちよくて)

湊さん

(……たまらない)

湊さん

(……でも、)

湊さん

……これ嫌だ。

湊さん

……俺、動けないじゃん。

湊さん

……ちゃんと、お前の方向いて

湊さん

……上に乗るから

湊さん

……いったん、抜いて。

シン

……分かりました。

シン

でも、

シン

顔を手で隠したり、

シン

俺の目を手で覆ったり

シン

しないでくださいね。

湊さん

(……こいつ)

湊さん

(先手打ってきやがった)

湊さん

……わかったよ。

湊さん

……じゃあ、すこし

湊さん

目つむっててくれ。

シン

嫌です!

湊さん

何でだよ!

シン

初夜の湊さんは、

シン

今夜だけしか見られない

シン

特別な湊さんなんです!

シン

だから

シン

1分1秒でも長く

シン

目に焼き付けておきたいんです!

湊さん

……お前、ほんとに強欲な奴だな

湊さん

(……少し前まで不安そうな顔してたくせに)

湊さん

(……でも、今の方が)

湊さん

(……シンらしい)

シン

ちょっ、湊さん!?

シン

……そんなに締め付けられると

シン

……俺すぐイッちゃう。

湊さん

……初夜の特別な湊さんに

湊さん

お前は一回で

湊さん

満足するのか?

シン

するわけないでしょう!

シン

……湊さん、また俺を煽りましたね。

俺は、シンに組み敷かれ

シン

……もう明日、どうなっても知りませんから!

湊さん

ちょっと、シン!?

湊さん

……す、少しは加減しろよな。

シン

大丈夫です。

シン

湊さんの身体がまともに動かなくても

シン

明日は全部、俺が面倒見ますから。

湊さん

……お前、それ

湊さん

全然大丈夫じゃな

シン

チュッ

湊さん

……ンッ

シン

チュッ……チュッ

湊さん

(……アラサーの俺の体)

湊さん

(どうか、明日も無事に動いてくれ。)

俺たちの初夜は

更けていくのだった。

ー翌朝ー

湊さん

……ぉはよう、シン

シン

……おはようございます、湊さん。

シン

……昨夜の湊さん、

シン

ほんっと最高でした!

シン

トロンとした目で、俺を見つめてくるところとか

シン

俺を抱きしめて、

シン

俺の体に足を絡めながら、

シン

キスしてってせがんできたり

シン

俺の名前を何度も可愛い声で

シン

呼んでくれたり

シンの口を手で押さえて

シン

んぐっ

湊さん

あぁー、もう。それ以上しゃべんな!

湊さん

(……思い出させるな。)

湊さん

(……恥ずかしすぎるだろうが!)

湊さん

ちょっと、シン!?

シン

ペロ

湊さん

……手、舐めるな。(咄嗟にシンの口から手を離す)

シン

……湊さん。

シン

昨日はどの体位が一番気持ちよかったですか?

湊さん

……

湊さん

(……言えるわけねぇだろう)

湊さん

(……全部気持ちよすぎて)

湊さん

(……一番が選べないなんて)

湊さん

……分かんねぇよ。

湊さん

……まだ、1回だけだし。(シンから目をそらしながら)

シン

クスッ

シン

……じゃあ、これからたくさん試しましょうね?

湊さん

……あぁ。

湊さん

……もう、この話は終わり!

湊さん

俺、腹減った。

湊さん

朝食はお前の担当だからな。

シン

クスッ

シン

はい。

シン

これから作ってくるんで、

シン

ちょっと待っててくださいね。

シンが寝室から出て行って

湊さん

(シンとこれからも)

湊さん

(一緒に過ごせるなんて)

湊さん

(……幸せすぎるだろう)

湊さん

(なんか心がふわふわする)

湊さん

……俺、浮かれすぎだろ(ベッドの中でゴロゴロ)

シン

湊さーん。朝食出来ましたよ。

湊さん

あぁ、今行く。

湊さん

(シンも俺と同じように思ってくれているだろうか。)

湊さん

(……今日はちゃんとシンに伝えよう)

湊さん

(俺がお前のことをどう思っているのか。)

この作品はいかがでしたか?

540

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;